銀幕にこだまする若き歌声 舟木一夫・三田明 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

1964年 近代映画3月号

銀幕にこだまする若き歌声

舟木一夫19歳 三田明16歳

 

雑誌「近代映画」は、雑誌の題名通り、「平凡」や「明星」と言った雑誌と違い、芸能雑誌と言っても、話題は矢張り映画に関する事が主体となっている雑誌だ。それも邦画を専門に扱う雑誌で、洋画専門雑誌紙は「スクリーン」を発刊していた近代映画社という会社の雑誌だ。

別冊では、多くのスターたちを特集した雑誌も出しており、特に当時は舟木さんの別冊誌が沢山出ている。

 

平凡や明星と言った雑誌と読み比べてみると、内容は丁寧に書かれているのが特徴だ。

デビューして直ぐに人気を博した、舟木さんと三田さん。二人のデビュー曲は、直ぐに映画化された。

舟木さんは「高校三年生」「学園広場」と続き「仲間たち」の撮影が始まる。三田さんは「美しい十代」を取り終えると直ぐに「若い港」の撮影が決まった。19歳の舟木さん、16歳の三田さんさん、現在のジャニーズ系のアイドルの人気を越えるスターだった事が判る。