さすらいさんちの話 1/2 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

あっという間に、大晦日が過ぎ、正月を迎えて早二日目となった。

 

30日まで仕事だった息子が、カミサンが食べたいと言う鰻弁当を、いつもの「うな鐵」に予約して買って来て夕食。31日は、すでに買い物を済ませたと言うのに、行かなくいて良いよ!と言っていた、大みそか恒例の、「角上魚類」への魚の買い出しは、結局カミサンも私も一緒に出掛ける事になる。

 

「角上魚類」の混雑を見越して、コンビニの駐車場に車を止めて、カミサンを残して二人で買物。もの凄い混雑だが、お互い背が高いから、別れてしまっても直ぐに見つけられる。

刺身はいつもよりも控えめに買って帰るが、それでも数万円(笑)贅沢も今年限り。

 

昨年は、免許更新の3月から、全く車を運転していないから、買い物は徒歩になり、足腰痛いので、出来ない買物もあり、息子が居るので、久し振りに「サンドラック」での買い物。大量の洗剤、柔軟剤にアクロン。テッシュペーパーに台所石鹸。更にはテッシュペーパーに缶酎ハイやジャックダニエルと大量買い。息子が居あなければ、とても無理な量の買い物。

 

夜は、いつもの手巻き寿司。刺身の他に、いくら、塩辛、たらこなど。手巻き用の海苔は、角上魚類のいつの海苔が一番だ。

 

 

元旦を迎える。

朝からカミサンは、煮物を作り、ナマスを作っていた。重箱に詰めるのはカミサンの仕事だったが、前日には出来ず、私が詰める事になるが、意外とこれが判らない(笑)かまぼこや伊達巻の厚さが判らず、カミサンに聞く。聞くまでもない事なのだが、後から厚い!とか薄い!と言われるのが嫌だから確認。並べるが見栄えとバランスがイマイチ。数の子ときんとんを一緒に居れて怒られるからやり直し。そうか!甘いものは甘いもので入れれば良い訳だ。

 

娘夫婦が来る前に、我が家三人だけでお雑煮を食べようと準備していたが、意外と早く娘夫婦と孫の偉知が到着。雑煮を食べるのは諦めて、食卓の準備。

 

 

いつもは車で我が家に来るのだが、お酒を飲む事もあり、珍しく電車で来たと言う。

また一段と大きくなった気がする孫の偉知。カミサンも孫の顔を見て元気になる。食卓の準備完了。全員で改めて新年のあいさつをして乾杯。

今年からちゃんと手渡しできるお年玉を渡すが興味津々離さない。大好きな茶豆に飛びつく。まぁ豆の好きな男の子だろう。これがもう止まらない。

 

話題は昨夜の「NHK紅白歌合戦」後半寝てしまい見れなかったと言う、氷川きよしが見たいと言うカミサンに、NHK+で再生。意外とジャニーズのいろいろなグループや、名前を知っているカミサン。知らないのは私だけだ。

 

話題に上るのは、加山雄三と桑田佳祐はじめとするバンド。私的には桑田新バンドが興味深かったので、また見れたのは楽しい。橋本環奈ちゃんの評判がとても良い。良くも悪くも、皆楽しんで見た紅白歌合戦だったようだ。私は前日、お笑いを見ながら、紅白はピックアップして見ていた。

 

久し振りに、偉知のパパと日本酒を飲む。

最近お気に入りの「浦霞」100個近くあるぐい吞みや盃から、好きなものを選ばせて飲む。私が手に取ったのが、無意識だったがウサギの柄の付いたお猪口。「卯年に合わせたの?」と言われて初めて気が付く。どうせなら鳥獣戯画の画の片口を使えば良かったと、今思っている。

 

さてさて、若者たちは良く飲む。昼寝の間も飲み続けていたらしい。

夜食べるつもりの「スキヤキ」も、もうお腹一杯と、誰も食べる元気がない。と思ったら、スキヤキが出て来た、また食べるし飲むし。偉知は焼豆腐が気に入ったらしい。

 

という事で、昨日は、カミサンを囲んで、和やかな楽しい正月元旦となった。

カミサンには、一日でも長く元気でいて欲しいと思う。

 

*娘が作った年賀状の原案。一つしか使わなかったらしいので、ここで全部紹介しました。