火打山登山中の出来事。

火打山、登り始め 14時半

スタートは高山池ヒュッテ 

昨年登れなかったから登ってこようという計画。


下山時に、岩石に目を強打、出血。

 

目はメガネに覆われてはいたものの、

メガネが目を保護していたが

目の周り、頭と眉毛のギリギリのところを強打

目の上は大きく削れた。

目の横は深い傷。


ステッキを2本で、先端のゴムが取れて金属の針の状態で

使っていたのと、

山小屋が見えてきて、夕ご飯だ〜と、一瞬そちらに目をやり、気を取られたのが原因


脚が岩で滑った、しかもステッキはツルツルで支えにならず、そして両手が使えない状況で

脚だけでカバーしたにもかかわらず、

倒れたところに

眼の前に大きめの岩がちょうど存ったんだと思う。

 

目の周りが切れたので

鮮血が飛び散り

岩の上、登山道は真っ赤。

 夕方なので

誰も歩いていない、独りで

しばらくは痛くて絶句、絶叫していたが、

とりあえず生きていること、血がそこそこに出ていることを確認したあとは、


肩にかけていた汚い汗ビショビショのタオルで血だらけの目の周りを押さ止血をしながら、山荘まで無事に?到着。

 

なにしろ、ここは山荘。山の上。

救急車は来てくれません。

 

とても不安でしたが、

でも、山小屋の人が親切に見てくれました。

大きくパックリいってるけど、止血すれば大丈夫と言ってもらえて安心しました。

 

しかし、慣れているのか、冷静で

まずは消毒、そして止血

 

その後、2回3回、世話をしにきてくれて、

包帯を変えて、止血完了。

 

3回でようやく止血ができて、夕ご飯は食べることができました。

その間はかなり痛かったが、手当のおかげで冷静になれました。

 

カレー & ハヤシ の2色のカレーライス

とてもおいしかった。

 

ありがたいという気持ちで食べました。

ありがとうございます

なにしろ米がうまい。

 

ここが2回目の九死に一生を得る体験

宿の若手の一人、Oさんは

たまたまSOS レスキューの勉強を、していて、

洗浄、止血のノウハウを持っていました。

 

重要な教訓として、

 

登山時は必ずキューキューセットを持つこと!

包帯、ガーゼ、絆創膏、消毒液、、!!

まだ買ってないから買わないと。


例えばもっと山小屋、下山まで遠い場所でこのような怪我をした場合など、止血しきれない、できないととても危ないというのが理由。

 

登山で動いているときは遠くを見ないこと!

遠くを見たくなったら、脚を止めること。

 

ステッキは先端にゴムを履かせておくこと

下山時は両手ステッキは使わない

必ず片手は身を守るために空けておく

できれば手袋をする

 

当日は少し痛かったけど、

無事に眠れました。

朝ご飯もうまい。

シンプルなおかず(缶詰系)だけど、米がうまいのが良い。

 

たくさん食べて、

朝6時半に下山開始。

 

10時50分くらいには笹ヶ峰駐車場に到着。

ノンアルビールで下山祝って、

車で宿へ向かうも、途中で頭が痛いと思って、

移動の救急で外科をやっているところを探す。

 

篠ノ井病院に、かけると午前で受付は終わったとのことで、受付は駄目とのこと

その病院で教えてもらったのが、長野市民病院、ここに電話すると受け付けてもらえるとの事。

ちょうど宿との間にあって都合も良い。

 

こちらに向かうことにする

 

13時に病院に到着。

 

電話してあったので、

ドトールの横の救急受付に名前を名乗ると受け付けてもらえた。

 

それから1時間後には、診察してもらえて、傷口の写真を撮る

2時間半後には、CTスキャンも実施、異常無しを確認してもらう

3時間後には、麻酔、洗浄、縫合、テーピングをすべてしてもらえました。

 

やってほしいことは全部してもらえました。

 

受け付けてくれた病院と丁寧な研修医の2人に感謝します。

 

縫合してくれた人はマラソンを、していたとのことで、朝霞のコモディイイダのチームを知っていました。

 

目の横を 合計で10針

目の上は傷だけとのことで、縫わず

 

縫ったあと、宿に到着

19時半

無事に豪華な食事にもありつけました。

お酒が飲めないのががっかりでしたが。

 

足だけ温泉に入って

ゆっくりねられました。

 

翌日は、

地元の病院で、無事に引き継ぎも終わりました。

どちらも巨大な総合病院でしっかりしていて、安心です。