こんばんは(^^) ムサシです
会社から帰って来ました。
年末は仕事が忙しくなりそうで、あまり絵の練習が出来ないかもしれません。
そんなわたくしも油絵を始めて二年ちょっと経ちました。
油絵というと、なんだか本格的な趣味のように感じる方も多いかもしれませんが、実は、油絵というのはとても初心者に優しいものです。
それは、やはり重ね塗りが出来る点ですね。
水彩画の場合は、重ね塗りができませんね。
一度、ヘタクソに描いたものは修正ができない。
つまり、ある程度うまい人じゃないと、一発でいい絵を仕上げるのは難しいものです。
その点、油絵は何回でも上から重ねられる。 修正はもちろん出来ますし、何回か色を重ねることで、色彩に深みを持たせることが出来ます。
ですので、実は油絵の入り口というのはとても大きいのです。
これは数か月前に描いた絵ですが、
下書きはこんな感じ。
えんぴつで描いちゃいました。
そこに青で光と影をザックリと描きます。
下書きに青を選んだ理由は重みがあるところ、影を出しやすいところですかね。
イエローオーカーなどで下書きすると、暖かみのあるトーンになりますし、白や黒、グレーなど、それぞれ下書きに選ぶ色によってトーンが違ってきます。
この青い絵を乾かしてから、上から色を塗っていきます。
少しずつ青だけの世界が色あざやかに変貌していく感じは、何回やっても楽しい笑
カチカチに凍り付いた心が、春を迎えて溶けていくような感じです。(うまいこと言った)
ぐ~っと絵に集中していると、ほんのひとつの線を付け加えただけで表情が変わってくような気がします。 実際は大して変わっていないのですが、神経質になっているのかもしれませんw
この絵を描いているときは、この微妙な口の筋肉を強く意識しました。
なかなか面白い表情です。
こんな感じでサングラスの反射を描いて終了!
ひとつ言い忘れましたが、油絵はけっこうニオイます。
独特なニオイです(オレはけっこう好き)
そこだけが、初心者を遠ざける理由かもw