ようやく今週あたりから涼しくなってきました
夏生まれにもかかわらず寒い時期が好きな私には
本当に過ごしやすい日常を遅れています
秋物の服が欲しいけど、いつも涼しくなったと思いきや
急に寒くなっちゃうからなぁ…悩みどころ。
みなさんはどうしてるの
ってな前置きで、今日も問題を解いていきたいと思います。
20 酵素に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを増大させる。
⑵ 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は低下する。
⑶ 競合阻害物質は、活性部位に結合する。
⑷ ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で大きくなる。
⑸ トリプシノーゲンは、リン酸化により活性化される。
解答は(3)です
以下、解説
⑴ 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを増大させる。
→酵素は活性化エネルギーを低下させることで
スムーズな反応を促進してくれます
⑵ 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は低下する。
→競合阻害とは、本来酵素が反応する場所(活性部位)に阻害剤が反応し
反応を邪魔してしまうというものです。
※3分で作ったざっくりなイメージ図
これにより酵素の反応速度(Km値)は高くなりますが、
酵素の濃度(基質濃度)を高めれば最大速度は変わりません。
⑶ 競合阻害物質は、活性部位に結合する。
→⑵解説参照
⑷ ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で大きくなる。
→親和性が高いという事はそれだけ
「酵素の量が少なくても反応してくれる」という事です。
親和性が高いと、ミカエリス定数は低くなります。
⑸ トリプシノーゲンは、リン酸化により活性化される。
→ペプチド結合が切られることによって活性化します。
~解説終わり~
いやいや、酵素については久しく学んでおりませんでしたが、
改めて学ぶいい機会でした
少しずつ情報を整理していきましょう
ではでは