とはいえ、ここのところ給食経営管理ばかりですが…

でも、このブログは科目ごとに分類できるので、その科目の勉強をするときに見直せるようになっていますので是非ご活用ください!!

 

本日の問題は

36-160

一汁二菜の定食方式で運営している事業所給食において、個別対応の方法を検討 した。調理工程が増えるものとして、最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

 

 ⑴ 飯を大盛り、中盛り、小盛りから選択できるようにする。

 ⑵ 飯を白米と雑穀米から選択できるようにする。

 ⑶ シチューにスモールサイズを作り、選択できるようにする。

 ⑷ 汁物を付けるか付けないかを選択できるようにする。

 ⑸ 調味料コーナーに市販のノンオイルドレッシングを追加する。

 

この問題のポイントは、『調理工程が増えるもの』は何かを聞いている、というところです。

これを行うことによって調理の工程が増えるのかどうか、を考えていくとすぐに答えが見つかるのではないでしょうか。

 

⑴はご飯を盛り付ける際に大盛り、中盛り、小盛りと3種類の盛付け方をしてあげなければなりません。

 

⑶も同じく、シチューを盛付けるときに普通の盛り方とスモールサイズの2種類の盛付け方をしてあげなければなりません。

 

⑷は汁物がいるかいらないかなので、こちらとしてはいる人には汁物を渡し、いらない人には汁物を渡さないだけです。

 

⑸はドレッシングの種類を増やす、発注の際にノンオイルドレッシングを購入するようにすればOKですよね。

 

この4つはどれも調理工程が増える訳ではない、ということが分かると思います。

では⑵はどうでしょう。

主食の飯を白米と雑穀米の2種類から選べるようにするには、普通の白いご飯を炊く作業に、雑穀米を炊くという作業が増えることになります。

ですから、調理工程が増えるのは⑵が正解です。

 

この問題、すこし変わった問題だと感じたのは私だけでしょうか?とても面白い問題ですが、栄養士として調理業務に従事している方たちにとってはそれほど悩まない問題かな~と思いました!!

ではまた次回、給食経営管理でお会いしましょう。

 

                         FUATA