学園祭が終わりました
ご来校いただいた方々、
忙しくてなかなかこれなかった方々も含め
多大なる皆様のご支援のおかげで
今年も大盛況で終えることができました。
本当にありがとうございました。
>>まじめな挨拶、いけだです。
学園祭の様子はTwitterにあげていますので
よろしければご覧になってみてください。(唐突な宣伝)
と、まあ学校行事で忙しく動き回っていた間に
今年の国家試験まであと1ヶ月を切ってしまいました。
行ける限り問題解説を進めていきたいと思います
<にゃーん)
22 個体の恒常性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)細胞外液のpHは、7.0に維持されている。
(2)体液の浸透圧は、9%の食塩水の浸透圧に等しい。
(3)体温は、1日のうちで早朝に最も高い。
(4)メラトニンは、概日リズム(サーカディアンリズム)に関係する。
(5)消化管の運動は、交感神経の興奮で亢進する。
他の範囲にも出てきそうな問題ですね。
体内の恒常性について、しっかり確認していきましょう。
答えは(4)になります。
~以下、解説~
(1)×
体液のpHは7.40±0.05という非常に狭い範囲に保たれています。
※pHがこれよりも上昇:アシドーシス(酸:acid が語源)
pHがこれよりも低下:アルカローシス(アルカリ:alkali が語源)
(2)×
体液の浸透圧は、だいたい0.9%食塩水(生理食塩水)と等しいです。
(3)×
人間の体温は早朝が最も低くなります。
活動と共にどんどん高くなり、夕方6じを過ぎたあたりが
最高体温となります。
(4)○
メラトニンは夜になると分泌量が増えます。
これは良い睡眠の為必要なホルモンとされており、
概日リズム(サーカディアンリズム)に関係するとされる。
また、このメラトニンの材料となるセロトニンは日中に分泌され、
これも概日リズムに関わります。
(5)×
消化管の運動は、交感神経によって抑制されます。
例えば緊張したとき、おなかが痛くなったりしませんか?
あれは緊張により交感神経が興奮したため、消化管の運動が鈍り、
おなかが痛くなるといわれております。
副交感神経によって促進されます。
~解説終わり~
ラストスパート!がんばっていきましょう!
今日はおしまいですでは。