みなさんこんにちは
寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしですか私、すっごい久しぶりのブログにドキドキしていますちゃんとログインもできましたそれではさっそくいってみましょう。
112 小学5年生児童を対象に、食品ロスの低減を目的とした栄養教育プログラムとして、夏休みに「台所のゴミ調べ」の宿題を実施し、評価を行った。総括的評価に含まれる要素である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)夏休みの登校日に確認した宿題の進行状況
(2)夏休みの登校日に書かせた感想文の内容
(3)夏休み後の宿題発表の内容
(4)夏休み前後の食品ロスに対する意識の変化
(5)夏休み前後の給食残食量の変化
正解は、(4)と(5)。
毎度おなじみ、栄養教育の評価に関する問題ですこの分野の問題って毎年出るんですね
この分野の問題は、正解がすっきりすぱーんとしないものも多く感じるので、私は苦手意識があります。が、毎年出るとなればそのようなことも言ってられないので、大人なのでちゃんと向き合おうと思います。
栄養教育プログラムは、学習者、教育者、管理・研究の目的に沿った内容であったかの確認だけでなく、運営全体についても見直し、改善していくための「評価」をしていく必要があります。その「評価」には複数種類があります。評価の種類については、前回の栄養教育論で勉強しましたね
前回の栄養教育論はこちらからGO
https://ameblo.jp/musashino-kanri/entry-12324710129.html
今回問われている「総括的評価」は、
栄養教育プログラム終了後に行われ、栄養教育の目標がどの程度達成できたか、対象者の状態が望ましい方向にどの程度変化したか
を評価するというものでした。私的なキーワードは「終了後」よって、(1)と(2)は栄養教育プログラム進行中に行われているので、×こちらは「総括的評価」ではなくプログラム実施中に問題点を改善したりするために行う「形成的評価」です。
(3)は「夏休み後」なので、もしやと思うのですが、ちょっと迷う。。。しかしよく問題を見ますと、今回の栄養教育プログラムの目的は「食品ロスの低減」なので、宿題の発表をすることが最終的な目標ではなく、「総括的評価」とはいえません。なので、×
(4)と(5)は夏休み前後で比較しており、実施までのプロセスを踏まえたプログラムの効果についての評価なので「総括的評価」となります。ということで、
正解は、(4)と(5)
今回の問題はこの分野の問題としては珍しくすっきり度が高めに感じましたが、みなさまはいかがでしょうかそれ
ではまた次回