≪給食経営管理概論≫
毎日 暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
暑くて食欲がない… なんて方はいませんか?
お互い、バランスの良い食事を食べてこの夏をのりきりましょうね~
健康が一番です!
明日から8月ですね。。
皆さん、ボチボチ本気で勉強する時期ですよね~。
9月からは学校も管理栄養士国家試験受験準備講座が始まります!
頑張りましょ~ 講座を希望される方、まだ間に合うかも
私は、昨年に引き続き「給食経営管理論」を担当させて頂きます。
よろしくお願いします。
では、早速 第31回 管理栄養士国家試験問題 161 番の解説を
させて頂きます。
161 全国の特定給食施設について、施設数が多い順に上から、施設数と管理栄養士数を表示した表である。a、b、c の施設の組み合わせとして正しのはどれか。1つ選べ。
表 特定給食施設の種類別、施設数・管理栄養士数
種類 施設数 管理栄養士数(人)
a 15.884 7.572
児童福祉施設 11.727 2.442
b 5.735 1.662
c 5.666 20.304
介護老人福祉施設 2.761 4.101
厚生労働省 衛生行政報告例(平成26年度末現在)より抜粋
a b c
(1) 学校 … 病院 … 事業所
(2) 学校 … 事業所 … 病院
(3) 病院 … 学校 … 事業所
(4) 病院 … 事業所 … 学校
(5) 事業所 … 病院 … 学校
正しい組み合わせは、(2)です。
入院基本料等算定の施設基準には、「栄養管理を担当する常勤の管理栄養士が1名以上配置されていること」と書かれています。
そうなると… 病院の場合、1施設に1名以上の管理栄養士の数となるので、施設数より多くなるはず。
表を見ると C のみが上回っているので、C が病院となる。。と、 見ていくと良いのですね…
aは学校・bは事業所です。
小・中学校は、ほぼ毎日給食があるため、施設数が最も多くあり、aが学校。
事業所は、管理栄養士の配置が少ないためbが事業所となります。
ポイントをつかんで考えるのか~ と私も勉強になりました。
162の問題は、「病院の栄養・食事管理」に関するものです。
入院基本料等算定の施設基準や入院時食事療養費のことが出題されています。
また、後程 解説させて頂きます。