がんばってもうまくいかないときは一歩引く | 川崎・横浜のうつ・PTSD・トラウマ・依存症・境界性人格障害・夫婦のカウンセリングは武蔵小杉セラピールーム

川崎・横浜のうつ・PTSD・トラウマ・依存症・境界性人格障害・夫婦のカウンセリングは武蔵小杉セラピールーム

川崎市の武蔵小杉セラピールームは、臨床心理理によるカウンセリングが受けられる相談室です。うつ、トラウマ、ボーダライン障害(BPD)、PTSD,虐待、依存症、アダルトチルドレン、家族問題、パニック障害、すぐキレるなどの問題でお悩みの方、どうぞご相談ください。

こんにちは。横浜と渋谷の間、川崎の武蔵小杉駅前にある
武蔵小杉セラピールームです。

がんばったらきっとうまくいく!
努力すれば必ずむくわれる!

と、学校では言いますね。
確かに受験勉強や学校の課題はそうかもしれません。
やることも単純だし、
ゴールははっきり見えていて、
決められたレールの上をどれだけ先に進むかというだけのことなので。

しかし、社会生活をしていると
一生懸命やってもむくわれないことがあります。
逆に失敗してしまうこともあります。
どうしてなんでしょうか?

心理テストをとっていて感じるのは、
うつになってしまう方の傾向です。
他のことは普通によくできるのに
あるテストが、苦手な方が最近、とっても多いんです。

そのテストは、最初はゴールが見えません。
やっていくうちにいろいろ試して、
いろいろ考えて、ときには
一歩引いて全体像をみて、
ゴールを想像しながら
またいろいろ工夫を重ねてみる、
というやり方でやらなくてはならないのです。
一歩引いて全体を見る力
いろいろなやり方を工夫する柔軟性が試されます。
まさに、社会生活を生き抜く知恵ですね。

一生懸命や努力は確かに素晴らしいことです。
でも、行き詰まったときには
一歩引いて、仕事や自分の人生全体を見渡してみると
思ってもいなかったアイデアが浮かぶかもしれないし
もしかすると今は少し休むときかもしれないと
気づくかもしれません。
柔軟に他のやり方をあれこれ試してみたり
いろいろな人の意見も聞いてみたりする
ことも役に立つかもしれません。

一歩引いて全体を見る、柔軟に対処する、
その2つを努力や一生懸命にプラスすることで
せっかくの努力や一生懸命を
空回りさせずに有効活用できるのかもしれませんね。


さるすべりと青空