高野山 大峯山「すずかけの道」大峯修験ワークショップ | 秩父曼荼羅小屋通信 ~武尚院 峯龍の求道日記~

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秩父曼荼羅小屋主催の

十周年記念大峯修験ワークショップ

高野山 大峯山「すずかけの道」も

早いもので開催まで一月となりました。

概ね寺社につきましては予定どおりに

調整を終えております。

一部、「すずかけの道」籠山周辺のルート

につきまして現地と調整が続いておりました。

この春ちょうどタイミングよく、

天川村に「すずかけの道保存会」が

発足されまして、「すずかけの道」古道の

環境整備などされた様です。

あまりにも善き情報でしたので

現地関係者を通じて保存会様にご相談させて

頂き、ご協力頂ける運びとなりました。

【参加予定の皆様へ】
その関係で天川村西部の「すずかけの道」は

お大師さん伝説が色濃い広瀬集落~塩野集落の

古道を抖櫢することとなりました。


【空海伝説】

天川村の伝承によるとお大師さんが高野山開山に

あたり、天河大辨財天社にある「火玉」「水玉」

「五穀玉」が必要と辨財天社に通い続け願った

のですが、辨財天さんがこれを断ったことから、

お大師さんがこの玉を無断で持ち出し、

それに気が付いた辨財天さんに

この古道で追い着かれたため、

玉を持ち帰るのを諦め、この地に「水玉」を捨てて

逃げたと伝わるそうです。

そのため、この地には水にまつわるお話しが

多いそうです。