秩父のとある山の山頂付近に
この「龍神社」が祀られます。
鎌倉時代の絵地図には「八大龍王」と
記されておりました。
本日は、節分立春で秩父曼荼羅小屋の神仏へ
奉じる寒の水を分けて頂くために
山深い「龍神の峯」へ参りました。
寒の時期の「龍神の峯」は全く人の気が無く
ひっそり静まります。
鳥なども山頂付近には少なく、
鳥などは里におりておりますので静寂な時間が流れておりました。
龍神社が祀られる此方の山は、
水源地域で自然林が繁り山頂付近ですが、
水が湧き麓を潤す不思議な場所です。
里の営みには正に水の恵みの峯となります。
以前は一部、秩父市が手を加えておりましたが、
現在は元の自然林に戻っております。
クヌギやコナラ、ブナ系の森林で
豊かな自然風景です。
麓の神社の奥宮でもありますので、
地元の信仰に守られて来ました。
鳥居の先には水源を守る結界があり、
龍神の住まう神域となります。
杉と檜が植林されております。
水源のさらに先に「龍神社」の社がありますので
先ずは「龍神社」にて供養と御断りを
させて戴きます。
龍神の峯
自然の循環そしてその恵み
龍神さんに感謝
合掌