令和5年夏の大峰行 縁者さん記事と感想より | 秩父曼荼羅小屋通信 ~峯龍の求道日記~

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この度の「天川大峯修験ワークショップ」で
少先達補任を受けられた縁者さん記事と感想です


峯龍先生 静果先生

弥山へ登拝させていただきました。
弥山は話に聞いてイメージするよりも
実践は難の多いコースでした。

急勾配や石が多い道からの滑落、
遭難のリスクを感じさせるコースは
油断ならぬなと危機感がリアルでした。

先達としての山の歩き方、
先頭を行く者の配慮など
気配りが多方面にありました。

昨年の経験を生かし、
メンバー全員が道しるべや
経路確認をし合えたことは
良い点だと思いました。
この感覚は今後も継続していきたい学びでした。

合流2日前から胃腸の調子が悪かった自分は、
体力の低下を感じつつも登拝実行してしまい、
いつも以上に先輩先達のサポートを受けながらの
山行となりました。

体調管理の繊細さを実感し反省1です。

暑さへの対策もありますが、
体力面では日頃の食の細さを標準的までに
もっていける様に食事のコントロールを
数ヶ月前から行おうと思いました。

もう1つの反省点も体力低下に伴う
集中力低下です。
お勤め中の発声や集中が続かなくなり減点です。
その分、
周りの皆さんの声や気を感じられたので
今回はそのようにと納得させていますが、
反省2です。

今年は初日の勤行から参加者の息が合っていて
ハーモニーがよかったと感じています。

聞いていてとても嬉しかったです。

2日目の各コース組からの報告でも
達成感と感動が伝わってきたのでさらに
嬉しく思っています。

集団生活(合宿)の良さと
仲間とよべる人達との経験は宝だな…と
しみじみ感じた今年度でした。

いつもはどちらかと言うと、
仕切り役になるキャラですが、
今年はダメだな…と思う弱気スタートでした。

しかし、自分に自信が無い時でも
自分が望めばダメだなんて事はなく支えてくれる
先輩先達さんや後輩、そしてサポートくださる
関係者、縁者様がいる。

そういう立場から物事を考えられた
よい機会となりました。

無事に夏の大峰行を終えられたことを
深く感謝いたします。
ありがとうございました。

Fusayo

Fusayoさん大変お疲れ様でした
少先達に補任され、これからが本番ですね
自利行と併せて利他行に
取り組んでくださいね❗
全ての調和と共生を大切に。

合掌  峯龍