普寛神社 意波羅三社宮 | 秩父曼荼羅小屋通信 ~武尚院 峯龍の求道日記~

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秩父地方には、
御嶽教の神社や道場、行場が数多く点在します。
それは木曽御嶽山を開いた普寛行者の
生まれ故郷であるからです。
本日は普寛行者の生家でもある普寛神社と
裏山、行場でもある意波羅山へ参詣して
まいりました。
麓から見る意波羅山は
春の彩り。
普寛神社本殿


神社にご挨拶後、
裏山の意和羅山へ。
山の表記が意和羅、意波羅など幾つか
ありますが神の名からであれば意波羅でしょうか?
分かりずらいですが、普寛神社の真裏から藪こぎ
状態で参道を探します。
かなり荒れた山道を九折に急な傾斜を登りました。

ようやく社が見えて参りました。
この鳥居から更に急斜面を登ります。
一応、トラロープが下がっておりました。
急斜面を登り
意波羅神社に到着です。
社の扉を開けますと社内で拝める様に
なっておりました。
参拝者用のノートなども置いてあります。

呼吸が整ったところで「六根清浄祝詞」「般若心経」「光明真言」他を唱え、此方に祀られる
神仏の供養をさせて戴きました。

社の横の斜面はかなり土地が滑っており、
危険な状況でした。
社の裏の磐座にも更に登れる痕跡が
ありましたが、かなり荒れておりましたので
本日はここまでといたします。
意波羅山から急な参道を転げる様に下りまして
普寛神社へ戻りました。


普寛神社から秩父御嶽山山道方面に
少々歩くと庵の沢稲荷神社があります。

庵の沢稲荷社でもご挨拶。
稲荷神社の先には、
諏訪神社と意波羅三社宮を祀る社がありました。
秩父御嶽山へのご案内図。

普寛行者さん、御嶽教所縁の
神仏へのご挨拶を終えて
歩き出すと、
枯れ木が道路に横たわっているのか?
いやいやシマヘビが日向ぼっこ中!
近づいてものんびりしています。
しばらくしてようやく気が付いたかの様に
草むらへお帰りになりました。
神仏のお使いだったかな⁉️

合掌