冬至と妙見さん&龍神さんへ | 秩父曼荼羅小屋通信 ~峯龍の求道日記~

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冬至の今日は秩父市役所へ。

先に御案内した
「邦楽への誘い 秩父に息づく龍の伝説」の
チケットを購入するために
秩父市役所並びにある秩父宮記念市民会館ホール
事務所へ行ってまいりました。


ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
実は秩父市役所の敷地内には、
神奈備山である武甲山と秩父神社を結ぶ位置に
妙見さんを祀る社が在ります。

武甲山はその時代により
名称が移り変わって来ております。

秩父地方は諏訪信仰、熊野信仰、妙見信仰、
日本武尊伝説と幾つかの流れが積み重なって
おります。
そんなことから、
現在の武甲山は日本武尊からの名称ですが、
妙見山と云われた時代、または熊野信仰(修験)
諏訪信仰の習合信仰で、その時代の影響が現代の
秩父の信仰であり、夜祭りでもあります。
蔵王権現→國常立尊→大地の龍神信仰
北極星、北斗七星の星の信仰→妙見信仰→水の信仰
荒川(山々からの水、神奈備山からの水)
水の龍神信仰

大地の地の龍と水源から流れる水の龍です。


冬至の正午に近い時間帯です。
武甲山からの太陽光は社と鳥居。
そしてその延長上にある秩父神社に
差し込みます。

鳥居の真上に太陽がみえます。


社に祀られる妙見さん。


北辰信仰の中心。
北は水。


そんな龍の地で行われる
邦楽と龍伝説公演。


秩父神社本殿に左甚五郎により彫刻された
見事な龍。
この龍が、
なぜつながれているかのお話です。


左甚五郎と云えば、日光東照宮の彫刻ですが、
秩父神社は日光東照宮に先駆けて
左甚五郎が彫刻しております。

富士山の北東方位に武甲山、秩父が在り、
その延長上が日光で、日光東照宮となります。

秩父も北極星、北斗七星。
日光も同じです。


秩父の龍と邦楽のコラボレーションですので、
皆様も、
この機会にどうぞ秩父へいらしてみては
如何でしょうか。

そしてこの地にまつわる
いくつかのキーワードを考えてみるのも
楽しいかも知れませんよ。
また、気持ちをフラットにして
大地の龍、北辰水の龍を感じてみてください。

おん めい ぎゃしゃにえい そわか

合掌