聖夜の夜に | 写真のブログ

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講義の場で、生徒さんから質問がございましたのでお答えしてみます。

行政書士試験には1度落ちた経験があります。 

24歳の頃、絶対に受かるだろうと試験に望んだ1年目。結果は不合格。周り人達はわからないが、私には難しい試験なのだと。合格発表をパソコンで確認したのですが、マウスを持つ手の震えがとまりませんでした。


そして2度目の試験前日の話。
次も落ちたら、また向こう一年間苦しい生活が続くのかという不安、何故司法試験ではなく行政書士なのかと白い目で見ていた周りの人達。

それらの圧力に耐えられなくなり、妻に反対されながらも、友達を呼んで、朝の6時までビリヤードをしていたんです。


お酒は飲めないにもかかわらず、無理をしてカンビールをあけて酔っぱらい、倉庫にある古いビリヤード場ですから寒さで風邪が悪化し、38℃近くまで熱が上がりました。そして悪友に勧められ慌ててユンケル(精力剤)3本を一気飲みです。行動がほんまアホですよね。
不安と、ユンケル効果の下痢、熱、酔い、寝不足、そんな中で試験場へ足を運びました。

鉛筆と消しゴムと受験票を忘れても大丈夫。
ちゃんと貸してもらえますから。
受験票も再発行してもらえます。
被験者は私です。

問題を解く力は全くありませんでした。

それよりも帰って早く寝かせて、お腹痛いトイレ行かせて、なんせ気力が無いんだから、回答はほぼ直感です。。


試験というのは、これまでの結果でしかありません。
試験前日までの一年間、どれだけのことをしてきたのか。
してきたのなら大丈夫。答えは反射的に導き出せますから心配しないでください。問題を見て、考えているうちは、まだまだです。

そして合格発表の日、記述以外はほぼ満点で合格しています。嬉しいという感情よりも、やっと終わったか。。。もうこんな苦しい思いをしなくて済む、という感情だったと思います。

合格して当たり前と思われていましたので、お祝いは寂しく1人で。1人焼肉したのを覚えています。


学生さんだけでなく、社会人として妻子を持ちながら受講されている方達も沢山おられると思います。

どうか無理をしないでくださいね。

出来る範囲で最大限の努力をして頂ければ十分合格できますので、あまりリスクを背をわず、どうか頑張ってみてください。


私に出来る最大限の講義、アドバイスはさせて頂きますから。

※仕事や家事、育児等で、どうしても学習時間が取れない、という方がおられましたら、遠慮なく講義の後にでも、お声掛けください。