7月3日、通詞の桜鼓さんがオーガナイズして通訳ガイドさんを対象にした講習会を行いました。
師範は相模と月影です。修行を積んだ二人の動きや説明に参加者の皆さんも感動したのではないでしょうか。
相模が忍び六具の説明の中で、自分が東北を徒歩で旅をしていたときの話をしました。野宿をしたときに如何に編笠が役にたったかを聞いてガイドさんたちは驚きの声をあげていました。相模をはじめ、一族の師範衆は昔ながらの修行を行っていることを知っていただいただけでも、ガイドさんたちの説明に違いがでてくるはずです。
徳川の幕臣となった柴田貞太郎や永持享次郎のようにある程度明確に動きがわかる忍び侍を先祖は、活きた忍び侍像を見せてくれ、説明に趣をあたえてくれます。忍びが外交官になっていた事実を知って、戦国時代と幕末の違いをはっきり認識されたガイドさんも多いと思います。現在、国立歴史民俗博物館で柴田貞太郎展が開催されていることも武藏一族の話に弾みをつけてくれています。
 
皆さんからとても良いフィードバックを頂いています。
昨日は本当に素晴らしい企画をありがとうございました。他にもある「なんちゃって」的なニンジャショーや体験ものとの違いがハッキリわかり、皆さんの思い入れも充分に伝わったが特によかったです。私たちにできることで積極的にかかわっていきたいと思います。