名画の中で働く人々 ───「仕事」で学ぶ西洋史
読みました
描かれた「仕事」で絵画を読み解けば
西洋史の驚きのストーリーが見えてくる!
80点







安定の中野京子先生の新作

絵画にかかれる人の職業に
スポットを当てて絵画を読み解きます
今までのシリーズよりも
庶民の目線に近くなってる所が
面白いですね

警官や看護婦 政治家など
なるほど 職業だわ
というものもあれば
異端審問官や天使まで
職業になってるのが西洋絵画
天使も結構こき使われてますよ

印象的だったのは
道化
16世紀の実在の道化「スタンチク」
3代の王に仕える彼の姿を
300年後の画家が描くのは
砦が陥落した知らせを受け
物思いにふける姿

他にも紹介された
エドワード・ホッパー『青の宵』にも
ピエロの空虚と孤独が描かれて
画家の目は
道化の真の姿をとらえるのですね

表紙になっている
ウィリアム・フレデリック・イームズ
『じゃあ君が最後にお父さんを見たのはいつだったの』
ピューリタン革命の審査官が
貴族の子供に尋問する場面
健気な男の子に対する
審査官の探るような目

後の家族の絶望から
彼の父親はとらえられる運命ですね

各解説は短いながらも
ハイジの御祖父さんがスイス傭兵あがりだとか
ピエロが精神科医を訪ねる小話など
さすがの博学っぷりを
楽しめる一冊です

綺麗な本なんですが
なぜか絵の細かな部分が
見にくかったのが 残念


寮に居る息子から LINEがきました
助けてー って 何よ
タブレット ぶち割ったとな
というわけで
特になにも買う気はなかったのに
慌てて タブレットを探す羽目に
せっかく買うなら
セールの時じゃないと
腹立つやん
また新しい中国メーカーですね
Blackviewさん
うちは安さ重視なので
中国メーカーさんを
渡り歩いてます
レビューを信じて
いい買い物になりますように・・・
しかし きっちり2年で壊すの
勘弁してよぉ
他には
安かったので めぐりズム
一枚55円
娘と息子が愛用中
ゲームのし過ぎやな
ぽちーーーと
お願いいたします
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