力強いタッチに元気をもらう | ミラクル★うさぎの一語一絵

ミラクル★うさぎの一語一絵

世の中で見た、あんなこと、こんなことを綴ります。
バラライカを弾きながら、のんびりライフを楽しんでいるってわけです。


真鶴半島に中川一政美術館がある。巨木が立ち並ぶ中に美術館はたたずんでいた。この日の展示は、薔薇の静物画や本の装丁などがあったが、わたしは彼の風景画に魅了された。力強いタッチに元気をもらった。

中川一政の文集『美術の眺め』の中の「画の見方」の一文がリーフレットに紹介されていた。「…自分のわかる程度で素直に見てゆく事です。理屈ぜめにして見てゆかぬ事です。自分が成長すればわかるだろうと思う事です。そして成長することを考えた方が近道なのです。…」――こういう自然体の考え方に共感する。