熱海、ホテルニューさがみやの懐石料理に舌鼓。料理、食器ともそれはそれは美しい。これが「和食」というものだなと、世界遺産に登録されたことに納得した。味はもちろん美味しい。一口ひと口が美味しい！ 特に目を丸くしたのが、本鮪の刺身と鮑おどり焼き――鮪はスウっと口の中で溶け、鮑はとても柔らかい。大体、こんなにたくさんの食材を巧みに組み合わせて一つのお膳にするなんて、私には到底できそうもない。
熱海の日本酒もすすみ、満足の極致。いやはや、ご馳走様でした。食後は、お行儀悪く、鮪のように畳に寝転んでしまった。倒れてしまったというのが正しいか？ だって、超満腹で立っても座ってもいられなかったのだから。（気をまったく遣わないメンバーでヨカッタ。）