お写真と思いでを。 | 井料瑠美のブログ

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ミュージカル俳優 歌手 女優
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先日。


宝田明さんの訃報を

お聴きしました。


にわかには、信じられない

想いでしたが、


みなさんの投稿や、ご連絡、報道を拝見して

宝田さんが、旅立たられたのだと、

だんだんに、実感が湧いてきました。


さまざまな場所へ、

ご一緒に、旅したことを

思いだしていましたら、

お写真がたくさんでてきました。


 

大きな、大きな樹の袂に

皆さんが、集まるように、

宝田さんの周りには、

いつも、何か、灯りがてらされ、

賑やかで、楽しいお花見のように、

香りや熱に包まれているようでした。


私は、

幸運にも、

稀有なご縁に恵まれ、

大きな袂の下で、

安心して、

歌い、演じ、お仕事をさせて

いただきました。


宝田さんのお声や、

知らない国の話や、

体験したことのない時代の物語に、

舞台や映画のお話に、

ずっと、耳を傾けていたい。

いつも、そんな気持ちでいました。

  


舞台袖で、宝田さんの歌われる

「見果てぬ夢」を聴いてる

時間は、至福の時間でした。


いま。

「わたしの願い」

を歌う宝田さんのお声を、

もう一度、

お聴きしたかった。


まだ、

お聴きしたことのない物語の続きを

お聴きしたかった。


本当に、寂しいです。


私の知る宝田明さんはほんの一部

だと思いますが、


拙い文章ですが、


お写真と

想いでの

ほんの一部を、

共有させてください。


お会いできて

とても幸せでした。


本当にありがとうございました。


宝田さん。


合掌。



大好きなお表情。


音楽朗読劇。 

ときには、宝田さんが、

憧れた映画のワンシーン🎬

を歌い、演じます。


ラジオドラマの収録として、

宝田明物語は、進んでいきました。


宝田さんの半生は

本当に、スケールが大きく

波瀾万丈。

一時間におさめるのに、なんども、推敲を

重ねていらした。



タキシードと胸元のバラが

本当に、良くお似合いになる。

大好きなお写真。



「ショーほど素敵な商売はない」二幕のオープニング。


宝田座の公演にて。


宝田明物語のお稽古にて。


葫蘆島を出港するとき、

船の汽笛がなり、

中国大陸の友達に、

中国語と日本語で歌う別れの歌。


あの宝田さんの唄が、

今も、耳元に、流れてきます。


宝田さんの故郷。新潟県。村上公演。村上駅にて。





宝田明物語 リハーサルにて。船の汽笛の音色。

一つにもこだわられていらした。


いつも、周りに、心を砕いていらした。


ときに厳しくも、笑いのたえないお稽古場。


リズムやタイミング。

節回し。


学ぶことだらけでした。




紋別。ホワイトコンサートの打ち合わせの後。

楽しい思いで。

いつも、ビールを飲んで、私の顔が赤くなると、

喜んでいらした。

豪快で、

少年のような笑顔に、ホッとした。


パシフィックビーナス クルーズ船のキャプテンと一緒に。


本物のクルーズキャプテンのよう。


シネマクルーズ船。

船がまるごと映画館へと🎥🚢

ゴジラと一緒に宝田さんは、

コンサートやイベントにご出演されました。

毎日。大忙しの宝田さん。

 



門司港を通過して釜山へ。

大海原と船が、とてもお似合いに

なります。

ジョークがとまらなかった。

笑ってばかり。



パシフィックビーナスでの再会。

大きな存在感に安心したのをおもいだします。




見知らぬ他者へのおもいやり。

が、根底におありになった。

平和への強い願い。

どんな想いで、ここ数週間の報道を

ご覧になっていらしただろう。




ミュージカル「南太平洋」 より

「魅惑の宵」を英語で歌われてる宝田さん。


ブルーのレイがこんな風に似合う男優さん

は、いらっしゃらないかもしれないと。

このお写真を見るたびに、思います。