仕事終わって車で246を帰る。
時間は17時半。
思えばこんな明るい時間に246を下るのは初めてだな。
おまけに西の空が遠くまですっきりと晴れていて、夕焼けがすごくきれいだった。
最近、夕方になると必ず雲が出てくるので、こんな景色は本当に久しぶり。
手前の雲がオレンジ色に染まっている。逆光の木々や住宅が黒く青空に映えて、なんだかヨーロッパの田舎の風景の中を走っているみたい。なんだかビルの向こうには広大な牧草地帯が広がっているような錯覚。
自然と小学生のころの国語の教科書の話を思い出していた。
夕焼けになると遠くの丘の上に必ず金色に輝く家があって、どんな宝石があるんだろうといつも思っていて、男の子は忙しい家の手伝いが休みの日に探検に出かける。
行ってみるとその家はただの家で、窓が太陽の光を反射しているだけだった。でも、その家にはかわいい女の子が住んでいた、というもの。
子供ながら甘酸っぱい気持ちになったものだった。
あれ?こんなの思い出すのは、走りながら聴いている音楽がドヴォルザークの8番シンフォニーだからか?
しかしベルリン・フィルでもクーベリックが指揮するとこんなにも民族色豊かな響きになるんだなぁ。不思議。
チェコの香りというか。。。
チェコなんて行ったこともないのにな・・・(笑)
あ!そういえば昨年6月にプラハに行ったんだった。
明日は、プラハの旅行記でも書こうかな。