▲チラシ裏
7月25日に伊東でのカヴァレリアが終わったばかりなのに、
ゆっくりしていられない~!
綾瀬オペラの「アイーダ」の練習が進んでいる。
今や頭の中はヴェルディの音楽でいっぱい。
その音楽は格調高く、高貴な香りに満ちている。
いい加減な気持ちで接してはならない感じ。
人間の感情が、折り目正しく構築されていく。
それがヴェルディ特有のあの輝かしく品格ある響きの中で
進んでいくわけだから立派さこの上ない。
ヴェルディの音楽が流れ始めると、背筋がシャキッとする自分
がいる。
イタリア人がヴェルディを愛し、大切にしている理由はこんな
ところにあるのかな?
マスカーニ(カヴァレリア)の自由奔放で人懐こく、裸で飛び
込んでいける雰囲気と全く違うからおもしろい!
しかし、地元綾瀬オペラはとにかくお金のない団体。
チケット収入でほとんどが補われるから、主催者側はチケット
販売に懸命だ。
でも、昨日S席を頼んだら、すでに完売していた!☆
頑張ってるなぁ。
こういうちょっとしたみんなの頑張りに勇気付けられたりする。
公演日は9月20日(日)、綾瀬文化会館
(電動オケピット完備!)14:00開演です。
A席はまだいっぱいあるそうなので、よろしくお願いします。
アイーダが終わると、その一ヶ月後に團伊玖磨の「夕鶴」の
本番がある。
夕鶴は、10年くらい前に日本オペラや四国二期会、札幌二期会
等で多くの公演に携わった。
それから全く縁がなかったが、久しぶりの再会になる。
譜面の書き込みを見ると、稽古の思い出が懐かしくよみがえって
くる。
7月31日にスタッフと初顔合わせしたけど、この地でオペラを
根付かせていこうという気持ちがひしひしと伝わり感銘を受けた。
とても熱心に真面目に取り組んでいるのだ。
おまけにみんな若いので将来性抜群!
今年はオペラを指揮することが多い。
こういう年は2年おきくらいに巡ってくる(笑)
ブログにオペラの記事を書き始めるのを見ると、やはり自分は
オペラが好きなのかなぁと思ってしまう。
以前、あなたは一番何をやりたいの?合唱?オペラ?オケ?
と聞かれたことがあった。
そのときは全部と答えたけど…(>.<)☆
来年3月には日本オペラ「天守物語」に関わることになっている。
新国立劇場の上演だけでなく兵庫でも2公演あるそう。
今から楽しみ (兵庫の美味しいもの巡りが…)
キャストの皆さんと…