▲舞台挨拶。すべての演目が終わってホッとした瞬間…
▲青いスーツは沖仁さんです
伊豆ヴェルディ記念合唱団のスプリングコンサート。
今回は豪華なソリスト、ゲストを迎えての、華やかな演奏会になりました!
終わって正直ホッとしてます。
合唱団は半年(実際は5ヶ月?)しか練習期間はなかったし、最後まで
プログラムの演奏箇所等で悩んだし、舞台のことでも問題山積みでした。
でも、終わってみると清々しい気持ちでいっぱいです。
本番を思い返すと、最初のアイーダの凱旋行進曲は、伊豆ヴェルディ記念
合唱団の力を示す演奏会の幕開けにふさわしい輝かしい歌声だったし、
椿姫の森美代子さんの、はかなく可憐な人生を描いたヴィオレッタは最高!
村上公太くんの若々しいアルフレードも見事。
と思えば青山さんが父ジェルモンの太くあたたかい美声を聴かせ、聴衆を
うならせる。
休憩を挟んで、今度はスペシャルゲストのフラメンコギター:沖仁の約15分
のオンステージ!
このようなゲスト演奏は、沖仁さんのご両親が合唱団に所属していたから
出来たことで、普通ではありえないプログラム。
なんて贅沢なコンサートでしょうか?
沖さんのフラメンコギターで気分も盛り上がったところで、気分は一気にカル
メンへとなだれ込んで行きます。
華澄さんの芳醇な声の素晴らしいカルメン!青山さんの力強いエスカミーリョ!
公太くんの情熱に満ちたホセ!
このままオペラを上演しても良さそうな素晴らしい音。
M&Mオケの名人芸ぶりも、この曲では更に発揮される感有り!
鍛えられた、極めて鮮度の高い切れ味鋭い金管の音、
すばしっこく、且つ流麗な管楽器奏者たち、柔軟性に富んだ弦楽器群!
安心して全てを任せられる打楽器の百瀬チーム。
第4幕への間奏曲は、ほんとにうまかったなぁ。(この曲は沖仁さんも加わった!!)
最後の「行進と合唱」には、元気な子供たち有志も合唱に加わり、盛り上がりは
最高潮を迎える。
カルメンとホセの2重唱「あんたね」は華澄さんと公太君が、花道を使っての
オペラさながらの迫真の演技。
私は指揮していたので見れなかったけど、カルメンとホセの運命があまりにも
切なく悲しく眼前に迫ってきて、涙なしでは見れなかったと公演後に多くの人が
語ってくれました。
▲演奏会後に楽屋にて
▲お天気にも恵まれて客席はほぼ満席!
▲観光会館前の大きな看板前にて
▲電話で打ち合わせ中の疲労瀬先生
今回の演奏会の準備、オケの手配、パート譜、その他もろもろ、
廣瀬先生の力なしでは成し得ませんでした。
彼こそ影の功労者、いや主役と言えるでしょう。
ありがとう!