新生シングインメサイアの第1回のコンサートが終わった。
くまさん夫妻を中心にして発足したこの会は協力的なスタッフを
得てまさにシングインという名前にふさわしい演奏会となった。
なぜって…会場の皆さんが歌う歌う・・・(@_@)!
結果、振ってる自分の場所は舞台のリード合唱団と客席の合唱団
に挟まれて、合唱団の中で振っているような一種のトランス状態
とでも言おうか。。。なんとも不思議な感覚…
それに驚いたことに会場のコーラスが抜群にうまい!
今回のソリストは全員若くて、アリア等も速いテンポを要求してきた
から、バランスを保つために合唱のテンポも全体的に速め。
当然、メリスマとかも速くなるわけで・・・
しかし、会場コーラスは音程もテンポもピッタリつけてきた。。。(驚)
それならばと、世界最速テンポ(注1)を目指しているNo.28で振り切ろうと
してみたがなんと軽々と歌われてしまい、最後の3小節Adajioでさえ
指揮に合されたのには恐れ入った。
リード合唱団よ、油断は禁物である。
これまでのシングインと明らかに客層が違う。
しかしNo.53終曲の男声の力強さ、アーメンコーラスの喜びに溢れたリード
のエネルギーに満ちた歌声には本当に感動した。
さすがにこれは練習のたまものですね。
会場と一体になったこのような演奏会。
これこそシングインの名にふさわしいと改めて思った。
打ち上げはめずらしく三次会まで付き合い、とても楽しかった。
▲2次会のイタリアンにて
▲2次会シメはフォークでハレルヤを指揮。全員で歌う
(注1)
No.28 He trusted in God that He would deliver Him~
は、詩の意味と音楽から相当に速いテンポを要求されていると
解釈。