昨日の取材で、家庭でのスペシャルティコーヒーの需要が増えていると言っていた。

何が何でもスペシャルティと思っていない店に『スペシャルティーコーヒーがなぜ増えていると思われますか』と急に聞かれても、うまく返事ができなかった。

そこで考えてみた。

スペシャルティで無くても、おいしい珈琲はいくらでもある。

スペシャルティという基準はまだ明確に確率されている訳ではないが、スペシャルティと呼ばれるには、

・生豆がそれぞれの等級に基いて基準をクリアーしたもの

・ローストしたコーヒーをカッピングし基準をクリアーしたもの

という基準の他に、

・単一農園などのコーヒーという基準があると聞く。

そう考えると、野菜がここの農場の野菜なら安心と言われたり、ここの肉ならおいしいと言われるように、珈琲も、このコーヒー農園なら間違いないという付加価値ができてきたのではないだろうか。

本当にスペシャルティの需要が増えているのであれば、それは安心を買っているのではないかと思う。

今なら、こんな具合に返事ができるのになぁ。

でも珍しく頭を使ったので疲れました。