こちらが上がって欲しいと思っていると上がらないものです。こちらが下がって欲しいと思っていると下がらないものです。動いて欲しいと思っていると動かないものです。
このことは、単に上がるか、下がるか、動くかだけでなく、相場が変化する時間帯、タイミングとも大いに関係があります。つまりは、自分が見ている時間帯は、こちらの期待通りの動きをしてくれないものです。しかし、自分が相場から離れた瞬間に動き出すことが多いのが相場のようです。
こんな風に言うことも出来ます。東京マーケットの開始前のシドニー市場では動いていても、東京マーケットでは動かないことが多いです。そして、欧州勢がエントリーしてくる東京時間夕刻に動き始めることが多いです。
その後、欧州時間も佳境に入ってくると、しばらくは小動きとなります。そして、ニューヨーク市場がスタートするまでは、あまり動きません。ニューヨーク市場のオープン(NY時間午前8時30分)には、経済指標が発表されることも多いため、いきなり相場変動率が高まることが多い傾向にあります。
ニューヨーク市場午前の時間は、ある程度の相場変動率が保たれるものの、欧州勢が帰る時間に合わせてポジション調整が生じる時間帯があります。つまり、動いた方向とは逆向きの動きが生じることが多くなるのがNY時間のお昼頃となります。
その後、再び、ニューヨーク勢中心の相場が始まります。この時間帯は、概ね東京勢が寝静まっている時間帯となります。従って、東京勢にとっては、意外性を伴った動きとなることも多い時間帯です。就寝前に置いておくポジション調整(多くはロスカットオーダー)が狙われやすい時間帯とも言えましょう。
もちろん、このポジション調整の注文が狙われるのは、お互い様であり、東京時間にて、欧米勢のポジション調整(多くはロスカットオーダー)が狙われやすいものです。つまりは、東京勢(アジア勢)、欧州勢(ロンドン勢)、ニューヨーク勢(米州勢)、それぞれが目を離している時間帯に、それぞれが予想しない動きをしやすい傾向があるのが、この外国為替相場の特徴とも言えるわけです。
その意味では、自分が寝ている時間には、ポジションを控え気味にしておくに越したことはない理由が分かります。尚、これは、デイトレードや宵越しでキープする程度のスイングトレードを対象とした場合の話ですので、数日以上に亘ってポジションをキープすることを前提とする場合は、考え方、アプローチ方法は異なってきます。
いずれにしても、自分が期待し過ぎている時間帯、そして、トレンド方向というのは、自分の思惑通りに動いてくれないのが相場だと思っておくのが無難です。少し、距離を置いて相場を相手にするくらいで丁度良いかもしれません。
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