僕は素敵な人に出会った時には、その人の魅力についてご本人に直接伝えるか、もしくは周りの人にそのことを積極的に言っちゃう方です。思っているだけじゃ伝わらないので。そうすると時に、ご本人や周りの人がその魅力に気がついていないということがあります。

また、普段ほめられ慣れていない人に「○○いいですね」と言うと、「ハッ」とした顔をして、こちらに何か下心があるのではないかと勘ぐられることもあります。そんな意図はなく単に「良いところは良い」と伝えてしまう性分なのです。人生、時間は限られていますからね。良さを知って生きた方がいいと思うのです。

今年7月から「峰竜太のミネスタ」(ラジオ日本)の中で毎週火曜日に「室井昌也の韓国野球を観に行こう!」というコーナーを担当していますが、先週9月30日(金)、ミネスタが4年間の放送の幕を下ろしました。僕が関わったのはその中のわずか3ヶ月間でしたが、ご一緒させていただいたパーソナリティの峰竜太さん、アシスタントの半田あいさんはとっても魅力的な人だったので、今回、そのことを記そうと思った次第です。

20161002

峰さんは大御所でありながらまったく権威的なところがなく、こちらを受け入れてくれる広い心に大変助けられました。どこの世界にも格の違いや威厳を、ちょっとした意地悪のような形で見せつけるような人がいます。しかし峰さんにはそんなところがまったくありませんでした。なんてステキなのでしょう。

峰さんは僕より20歳ほど年上。しかしそれを微塵も感じさせない爽やかさは今後のお手本です。そしていつもおしゃれ!

僕はいつも自分のコーナーが始まる30分くらい前にスタジオにおじゃまするのですが、峰さんが食べ物を紹介するコーナーやメール、ファックスを読む姿を見るのがとても好きでした。食感を上手にマイクに乗せ、おいしさを感情豊かに表現。またメッセージ紹介では優しさがにじみ出ていました。峰さんの見せつけないテクニックを垣間見るのは、久々に舞台袖で勉強させてもらっているような気分でした。

またアシスタントの半田あいさんはその役割に徹していらっしゃいました。どの世界でも「アシスタント」とはアシストすることが役目ですが、中には「実はシュートを決めたい」と思いながら、アシスタントをしている人も少なくないと感じます。しかし半田さんはそうではありませんでした。「アシスタントに徹する」と言っても、半田さんは一歩引いているわけではなく、峰さんが求めるところにすっと寄り添うやさしさのさじ加減が最高でした。

半田さんはこちらの告知ごとでも、原稿にないお勧めの言葉をさりげなく、やさしく入れてくれたりと、とてもありがたかったです。お二人とはまたどこかでご一緒できる機会があることを願っています。

別れがあれば出会いもあって、10月3日(月)の午前9時からは新番組「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」がスタートします。「韓国野球を観に行こう!」はこれまでと変わらず、毎週火曜日の11:05分頃から放送です。

パーソナリティの栗原美季さんとは、おそらく古くからの共通の知人、友人が何人かいます。お会いしたら聞いてみたいと思います。「韓国野球を観に行こう!」は今まで同様に、楽しいコーナーになるでしょう~。

コーナーでは韓国プロ野球に関する質問などをメールで受け付けます。メールアドレスは h@jorf.co.jp FAXは 03-3582-1422(番組内のメッセージと共通)です。いただいたメッセージはコーナー内でできるだけご紹介したいです。

10月も魅力的な人に出会える月になることを期待して過ごしていきまーす。