鶏軟骨スパイシー揚げの誘惑 | コン美味食文化論

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いけずな京女が、コンビニエンスに現代ニッポンの食文化を探求中。食のクロスロードを縦横無尽に放浪してます。

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 私には好物がたくさんあって嫌いなものは何ひとつないのですが(ナンジャソラ)、鶏軟骨はめっちゃ好っきやねん!
 丸大食品「酔ってらっしゃい」シリーズ(これもベタなネーミングでんな)の「鶏軟骨スパイシー揚げ」も、時々無性に食べたくなるのじゃ。
 コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリした鶏軟骨の食感がたまんないんですよね~。
 しかも確かにスパイシー。ちと塩辛いのが難ですが、そのぶんビールが旨いなあ(笑)
 もっとも、「スパイシー」という言葉もたいがい曖昧でして、グルメ番組のレポーターじゃあるまいし、とは思うのですが、いい表現が浮かばず。まだ修行が足りません(笑)。
 「スパイシー」を直訳?すれば“スパイスが効いている”でいいんでしょうか?すると甘いスパイスもあるので効いてりゃそれもスパイシー。
 しかしこの国では、たいがい「ピリッと刺激的」の意味で使われることが多いようです。


 そもそもスパイスの歴史は古代にまでさかのぼり、原産国のインドやエジプト、中国では、料理だけでなく口臭予防や教会・寺院の香煙などにも使われていたようです。
 その後中世に入り、大航海時代がスパイスを求める旅から始まったことは余りにも有名。
 そしてスパイスは冒険者たちからはるか後、21世紀の酔っぱらいに至るまで、ずっと人を魅了し続けているのです。


〈丸大食品 鶏軟骨スパイシー揚げ〉
内容量:75g
原材料:鶏軟骨、でん粉、植物油、食塩、小麦粉、香辛料、コーンフラワー、しょうゆ、昆布エキスパウダー、砂糖、カツオエキス、全卵、調味料(アミノ酸等)、膨張剤