こんにちは!TOOLBOXの室本です。
今回は先週幸田サーキットで行ってきたタイヤテストの結果報告❗️
比較するタイヤは
・ヴァリノVR08GPニューマ
・ヴァリノVR08GPスポーツ
・シバタイヤR23 TW200T(新200)
・ADVAN A052
年末に発売されたニューマとシバ200T。
「どちらが優秀なの?」
は気になる所。
今回はA052を基準としてこの2種類がどこまで肉薄するか?と言うところも考察してみたいと思います
まずは身体測定。
タイヤサイズは全て統一で、205/50-16 を準備
4種類とも12月に入荷したばかりの新品
…でも実際は結構寸法は違ったりするんです
まずはタイヤの重量。
・VR08GPスポーツ: 8.9kg
・VR08GPニューマ: 9.2kg
・シバTW200T: 10.0kg
・A052: 9.2kg
他のサイズでもそうなのですが、A052はかなり軽いのですが…
ニューマも同じ重さ
コレは軽量ですね❗️
スポーツに至っては052よりも軽いので、街乗り用としての可能性としてはスポーツは期待大
次はタイヤ幅。
全幅で測るとサイドウォール形状の差が出てしまうので、トレッドの境目のラインを基準に測定。
・VR08GPスポーツ:192mm
・VR08GPニューマ:192mm
・シバTW200T: 198mm
・A052: 212mm
案の定052が規格外に太いです
(ちゃんと205買いましたけどw)
次はタイヤ外径。
メーカー公称値ではなく実測で、
・VR08GPスポーツ:625mm
・VR08GPニューマ:625mm
・シバTW200T: 609mm
・A052: 617mm
予想以上に外径は異なりました
この辺りも結果に影響を与えそうですね。
最後に溝の深さ。
これもメーカー公称値ではなく実測で、
・VR08GPスポーツ:7.0mm
・VR08GPニューマ:7.0mm
・シバTW200T: 6.5mm
・A052: 5.0mm
圧倒的にA052が浅溝です。
でもタイヤの寿命が溝の深さに直結しているとは限りませんので、
今回はこの辺りも比較してみたいと思います
そしてここからは実際にサーキットでの比較。
コースは走り慣れている幸田サーキットでテスト。
このサーキットは当店から一番近く、何か問題があってもすぐに戻れるのもありがたいですが、
走行枠が15分となるので、こういったテストをじっくり行うには好都合なんです
今回は全て新品で用意。
イコールコンディションでの比較を行います
まぁ年初に「ジムカーナで比較」するつもりで各タイヤを一本づつ走行しているため、
(動画を撮り損ねてしまいました)
この日の状況としては「新品」では無いですけど
まずはヴァリノVR08GPスポーツから。
スタート時の路面温度は8.8℃
冷間時だからと特別グリップが低くなっている感じは無く、安定している印象
でも、言い換えると走り込んでもグリップが増す印象も無くただただ穏やかに喰っています
TW300って事もありグリップ控えめで、縦グリップはZTS5000とかに近い印象。
でも横はちゃんと応答してくれるのでシバ280よりも曲がれる印象。
バランスの良さは乗っていて安心感が高い
そして8周アタック後のタイヤですが…
ウソみたいに減ってないです
耐久性はかなり高そう
でもセカンドラジアル(フレバとか)程喰わない訳じゃないですし、まぁまぁ攻めて走った感じがコレなので、ブロック飛びとかにも強そうです。
サーキットをガッツリ走りたい人にも良いですし、転がりも綺麗な印象でしたので街乗り〜サーキットまで履きっぱなしって方にもオススメです
最終的にベストラップは
51秒248
1周目から51秒台で最後までほとんど同タイムでした
(結果は求めないでくださいw)
次はヴァリノVR08GPニューマ❗️
スタート時の路面温度は12.4℃
去年暮れのジムカーナdayでは好印象だったこのタイヤ。
今回の幸田サーキットでも期待をしていたのですが…
ABSが誤作動を起こしてブレーキが詰められませんでした
理由は分かっていませんが一番最初にもその事で困った経験があり、
「タイヤ外径の問題?」
と考えていましたが…
もしかすると何か別の要因があるのかも
とりあえず分かっていることは、
他のタイヤでは問題になるレベルの誤作動は発生していないという事。
そうなると「タイヤの問題?」って事になりますが、一応今回のテストは全て205/50-16で行っていますから、
外径の問題って考えづらいんですよね
この件は今後の課題として、タイム的には
ベストラップは3番手の
50秒606
多分ちゃんと使えてたら1秒以上速かったと思います
フィーリングは非常によく、
コースインで第二ヘアピンまでにはグリップする様になっていました
その後の性能的にも非常に良く、A052に近いフィーリング。
8周走行後のの摩耗は…結構あります💧
周回で使おうとするとちょっとツラいかも?
次はシバタイヤTW200T(新TW200)
スタート時の路面温度は18.1℃
ニューマ同様に比較的早めにグリップが立ち上がり、1周目から50秒台。
この時期のシバ200からは考えられない程温まりが早いです
従来のコンパウンドでも夏場は優秀なタイヤでしたから、
コレが早めに温まるとなるとジムカーナでの使用も可能になってくるのかも?
特に縦グリップは今回テストした中でも一番ある様に思います
ステアリングに対しては以前よりは良くなった印象はありますが、やはり052やニューマと比べるとちょっと扱いづらい
ソコをどうやって使うか?考えながら走ってるのが面白い❗️
今回のテストでは一番好感触でした
ベストラップも一番良く
49秒226
ただし8周アタックでの摩耗は早い気がします
このタイヤはアタック専用としてみた方が良さそう。
周回してタイムを出したい方は従来コンパウンドの「TW200S」を選択されるのが無難でしょうね
次はA052
スタート時の路面温度は18.6℃
遅くにアタックしたため路面温度がヴァリノの時より10℃くらい高くなっていました
…まぁ安定的に高い性能です。
コースインすぐにグリップが発生しているのは今回のタイヤの中で唯一。
そして縦横共にしっかりグリップしてくれるので、当然ながらタイムは良いのですが…
ベストタイムは
49秒552
シバ200Tには負けました
コースに合っていたのか?
ドライバーがシバタイヤ好きだったのか?
まぁ結果はアレですが、正直このタイヤが一番良いです
(まぁ当たり前かも)
番外編として去年のジムカーナ本番タイヤだったA050(GS)もテスト❗️
スタート時の路面温度は18.9℃
もうトレッドパターンはほぼ消えてます
でもウワサでは、
「050はトレッドが剥がれるまでグリップする」
と聞いた事があります
他のタイヤとサイズが異なり215/50-16ではありますが、どのくらい差が出るか?
(ひっそりベストラップ更新狙ってます)
路面温度が20℃近い事もあり、コースインからちゃんとグリップしてます。
そして今までのタイヤとは全く異なる剛性感❗️
好タイムを期待してしまいます
しかし…
ニューマやシバTW200Tよりもグリップは低く感じました
タイム的にも50秒台止まり
なんだか悔しいので途中から空気圧を150kpaに落としてアタック❗️
(こうなったらなんとかして49秒台に入れたい!)
しかし結果は…
50秒221
やっぱり使い古しではこんな程度って事ですね
とはいえ150kpaに落としても腰砕け感も無くSタイヤらしい動きは健在でしたので、
Sタイヤの練習用としては充分役立ってくれそうです
結果は
シバTW200T:49秒23
A052 :49秒56
ニューマ :50秒64
スポーツ :51秒45
といった感じでした。
ニューマの結果はちょっと残念な結果になりましたが、
スポーツ以外の3種類はかなり近い性能だと思います
ただ、結果を出しに行く様なシチュエーションではやはり052が一番信頼できそうです。
次回はウェット路面でテストしてきましたのでそちらの報告もご期待ください
今回テストした
ヴァリノVR08GP、
シバタイヤ、
ADVAN A052は、
TOOLBOXでも販売していますので是非ご利用ください
444-1222
愛知県安城市和泉町大海古3-12
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