こんにちは!TOOLBOXの室本です。
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2020年10月31日
車種:トヨタ セリカ
型式:E -ST202
年式:平成9年式
作業依頼内容:各種修理
前回の続きです。
今回はクラッチ交換から❗️
車両から取り外されていますので、簡単に取り外せます
…車両に付いている状態よりはですが
クラッチカバーのダイヤフラムスプリングに摩耗痕が!
ココはクラッチペダルから伝わった力でレリーズベアリングが押しつけられる箇所なのですが、長期間使っているうちにこの様に摩耗していきます。
そしてその摩耗が酷くなると、摩耗空いた箇所が強度的に弱くなり曲がってしまう事があります
そうなると…
クラッチの切れ不良の原因に
強化クラッチなどでは特にこの様になっているケースを多く見ます。
クラッチ交換時は、なるべく一緒に交換しておきたいですね
レリーズベアリングも音はしていませんでしたが、ご覧のように錆が
ココも後々トラブルを起こす箇所なので、ちゃんと新品に交換しておきます
新品への交換時は、摺動部の清掃&グリースアップはしっかり行っておきます
クランクシャフト・リアオイルシールもこのタイミングなら簡単に交換できます
クラッチを元通り組み込んだら、エンジンとドッキング!
セルモーターも今回同時にリビルト品へ交換します!
10万km越えの車ならいつトラブルが起こってもおかしくないですからね
次はインジェクタ。
長期間使用していく中で徐々に汚れが溜まったり、噴霧状態が悪くなってしまいます
理想は「新品への交換」ですが、費用も結構かかりますので、
お手軽なインジェクタ洗浄を行いました!
コレなら1箇所5,000円程度で施工が可能です
今回は既に取り外されていますので、脱着工賃も必要ないのでお得です
このクルマにはディストリビューターが付いていて、点火系の制御は全てココで行なっています。
EFIの回転数もココから情報を得ていますので、
エンジン回転タイミングはこの部品のみで決まる事になります
非常に重要な部品となりますので、リフレッシュ時は優先的に交換したいところです。
今回はリビルト品へ交換します!
インテークマニホールドも清掃します!
ココはトヨタ独自の機構で、低回転/高回転でマニホールド長を変化させるシステム。
思いの外汚れていることを考慮すると、結構このスペースまで吸入空気が入り込んでいる事が分かります
私はてっきり「圧力変化」のみ起こっていると思っていました
とは言えメインの通路ではありませんので、さほど重要ではないのですが…
キレイに清掃しておきました
こちらはISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)です。
この部品も10万km越えとなるとよく壊れるのですが、今回は不調が無いという事で交換はせず、
キレイに洗浄しておきました
スロットルバルブも清掃!
モリブデンコートは結構無くなっていましたが、作動には問題無さそうです
エンジンハーネスを元通りに組み直して準備完了!
ちなみに今回はハーネス再使用です
いよいよ車両に戻す準備が整いました!
次回はいよいよ完成です❗️
次回に続く。
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