こんにちは!TOOLBOXの室本です。
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2021年10月27日
車種:ミニクーパS(R56)
型式:ABA-MF16S
年式:平成20年式
作業依頼内容:各種点検
当店デモカーのMINIです。
訳あってR53からR56へ乗り換えました
ナンバー無しの車両の為、まずは車検を受けに行かなくてはいけません。
という事で初めての車ということもありますから、点検を兼ねて車検整備を行います
走行距離は、
128,000km❗️
すでに20万km越えだったR53よりは随分若いクルマです
ホイールは17インチに交換されていますが…車高はノーマルの様です。
フェンダーの隙間がちょっと残念な感じです
まぁ足回りやホイールは交換予定なので、とりあえず今回はこのまま。
ヘッドランプはかなり曇っています
このままだと明るさが足りずに「車検NG」の可能性も…
とりあえずポリッシャーで磨いて持っていこうと思います
リアゲートのアウターハンドル部にあるスイッチも
表面のゴムがちぎれてしまっています
とりあえずスイッチ自体は使えそうですので、後日修理しようと思います。
室内はそれなりの使用感はありますが、とても綺麗です
オーディオは変更されていますが…なつかしのアゼスト
しかもカセットテープ対応
懐かしぃ〜!
まぁカセットテープは流石に持っていないので、前のMINIから移植しておこうと思います。
ちなみに純正オーディオは助手席前に移植されいました。
新しいクルマですから、オーディオもCAN通信でつながっている為に取り外すことが出来なかったのかも?
(カバーされていて見えない様に処理されています)
そしてエンジンルーム内の点検!
まずはエンジンオイルの点検!
黄色い矢印のレベルゲージを取り外し、オイルの残量をチェック。
R56のレベルゲージはこんな感じ
なんとなく予想はついていましたが…
オイル残量がLoレベル
元々オイルを入れていた量が少なかった可能性もありますが…
オイルを消費していると考えておいた方が良さそうですね
とりあえずオイル交換してMAXレベルに合わせておきます。
黄色い矢印のフィラーキャップを開けてエンジン内部を覗くと…
う〜ん汚い
スラッジの量は多くないですが、壁面が茶色くなるほど汚れています
この状態自体は問題ないのですが見方を変えると、
オイル交換をマメに行ってなかったという証拠
内部の摩耗などの影響は覚悟しておく必要はあるでしょうね。
そもそも、この世代くらいからディーラーでは
「2年2万km走行していなければオイル交換の必要がない」
と説明されていた様で、逆に「交換して欲しい」と言っても断られていたそうです。
この話ってメーカー保証が適応される1〜5年なら問題ないと思いますが、
メーカー保証が終わってる車については結構問題
どんなに高性能なエンジンオイルを充填していても、燃焼温度が上がらないチョイ乗りや低燃費運転を繰り返せば…
カーボンの生成は増えるはず…
そうなると、そのカーボンを溜めないように洗浄しているエンジンオイルは普通に汚れてしまいますし、オイル交換を行わなければスラッジが生成されてしまうのは避けられない
ですので、メーカー保証が終わったくらいに具体的な問題が発生し、車齢が7〜10年くらいでエンジンが不調を起こしてディーラーで修理を行おうとすると…
「ああ、エンジンがダメですね。修理で200万円かかりますw」
なんて事になれば大抵の人って、
「そんなに掛かるなら乗り換えます」
って事になりそうですね。
なんだかメーカーの謀略?って気になってしまうのは私だけでしょうか
まぁそんな事を思いながらもついつい買ってしまう私もどうかしているとは思いますが
(エンジンオーバーホールが楽しみですw)
話は脱線しましたが、今回はココまで!
次回に続く。
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