日銀による金融政策(緩和)により
デフレは脱却し、好景気の装いを見せている今日この頃です。

身近な物の値段が徐々に上がり始め、同時に給与も少しばかりかのベースアップ。(しましたか・・?)
市場では、日経平均株価が20,000円台を突破し、
不動産価格も上昇、ミニバブル(東京圏)が起こり始めているとか・・

そんな中、今日の日経新聞の気になる見出し

「25年度問題 見ないフリ」

政府による財政健全化計画では、
アベノミクスによる様々な政策により
今後も少しづつ快方に向かう事が予想されています。

ですが、その計画には隠された盲点があるらしいのです。

その財政健全化計画は、
何故か2023年までで、それ以降の計画がないのです。

それは何故か?

それが、「2025年度問題」なのです。

2025年は団塊の世代(1947~1949生まれ)が全員後期高齢者になる年にあたります。
つまり、医療や介護、年金など社会保障費が急激に増加するのです。
そこまで計画に入れてしまうと財政の健全化は
到底成り立たなくなってしまうという事なのです。

だから、みんなわかっていても 「見ないフリ」 なんです。

そしてもう1つあるのが、

「2018年問題」

これは今のアベノミクスを支えている日銀黒田総裁が
2018年4月で任期満了となります。
さらに安倍総理も同年9月で任期満了です。
さらにさらに日銀金融政策の柱である
国債発行額も限界を向かえてしまうというから大変です、、

何かが起こりうる 2018年 2025年
2020年のオリンピック景気で誤魔化しが効けばよいが、、

いずれにしても、日本の財政問題、
行く先が案じられます。