何事も「程度感」というものがあるようで、
その「程度感」を間違えると大きなトラブルを招くするようです。
また逆に上手に扱えば大きな効果を得られます。

私は、個人的な趣味で昨年からハーフマラソンのレースに出場しています。
今年も1月に1ハーフ走り、4月にも1ハーフの参加予定でした。
ところが、3月の練習中に突然左足の裏に激痛が・・・

「足底筋膜炎」という怪我で、全治1ヶ月。。

原因はハッキリとしませんが、恐らく急激な練習量の増加だと思われます。
最近調子が良かったので、今度のレースで大幅なタイムアップをめざし
ストイックに走りまくってました。

要は、程度感を考えずに練習をやり過ぎたという事。

1ヵ月間全く走れませんでしたので今までの努力が全て水の泡、、
アホですよね~

という事。

また、この「程度感」ていうやつは
ビジネスシーンでも非常に大切です。

例えば、「謝罪をする時」

これに程度感は非常に重要です。
この場合、これでもかっていう程、謝罪します。
そこまでしなくていいよって言われるくらいまで謝罪します。
いつまでも徹底的に謝罪します。

相手は完全に許してくれます。

また「仕事をする時」

当たり前の事ですが、この場合もこれでもかって言われるほど丁寧に仕事をします。
そこまでしなくてもいいよって言われるくらい丁寧に仕事をします。
いつまでも徹底的に丁寧に仕事をします。

相手は完全に信頼してくれます。

それから「怒る時」

これにも程度感が非常に大切です。
状況によりますが、怒り過ぎてもダメですし、怒り過ぎなくてもダメですね。
感情的にならず、相手の立場を考えて、
何故怒られているのか相手が理解し易いように戦略的に怒る事です。

さらに「褒める時」

褒めて育てると人はよく言いますが、これは人を育てる上での大原則です。
褒める=あなたを見ている、理解している
という事になりますので、継続的に褒めてあげることが必要です。
ただ、褒め方にも程度感が重要で、わざとらしい褒め言葉は、
その効果を半減してしまいます。

まあ、何事も「程度感」っていうものがあって
そのシーンにによってその「程度感」が、
小⇔大 のチャンネルに調整が必要っていう事だと思います。