森の宝石たち | アリ塚

アリ塚

アリクイが混沌に導く、アリたちに築かれた秩序

A山・K山探索記、しばらく虫の記事が続きます。今回は甲虫鞘翅目の昆虫)。硬くて光沢のある多様な姿は、石の魅力と共通する部分があります。

 

ヒキガエルのフンうんちにも入っていたクロオサムシ Carabus albrechti。以前にもこのK山で捕まえたことがあった。

 

ミミズカタツムリ芋虫を捕食する肉食性昆虫。敵に襲われると悪臭を放つ。

 

前に載せたこのカタツムリも、こういう手合いの虫に食べられたのではないだろうか。

 

山中の少し開けたところにいたトウキョウヒメハンミョウ Cicindeda kaleea yedoensis。脚先のメタリックグリーンがオシャレ。

 

遊歩道上を歩いていたメスのノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus。口には木屑が付いている。

 

容器を持っておらず、オスが手に入る保証も無いため、撮影後に放した。

 

醗酵した樹液の匂いを辿っていると、ヤマトタマムシ Chrysochroa fulgidissima を発見(エサは木の葉)。

 

説明不要の美しさ。この辺りでは時々見られる。

 

腹側もピカピカ。体格のわりに複眼が大きい。

 

帰宅しようと車に乗り込んだ時にも、前方を飛ぶタマムシを確認しました。

 

樹液の匂いはここから。カナブン Rhomborrhina japonica 専用のバーである。

 

カブトムシの死骸が複数落ちていたのは、この樹の根元です。醗酵した樹液には色々な虫が集まりますが、スズメバチムカデがいることもあるため、注意が必要です。

 

1か所に2種類のスズメバチがいたこともあった。

 

 

投棄されたカブトムシのエサ台。カブトムシorクワガタムシも放虫されたと思われる。

 

 

巨大昆虫たち

ヒトが数人乗れるほど巨大なカブトムシのオス。

 

同じく大きなカブトムシのメス。並々ならぬこだわりを感じられる造形。

 

オスのクワガタムシもいた。ノコギリクワガタだろうか?

 

巨大昆虫は他にもアゲハチョウとギンヤンマ? がいましたが、この2つはパネルにイラストが描かれているだけ(メインは遊具)なので撮影しませんでした。