角切り
先週末、まりあに会いに来られた「Backus家の猫達 」のhitominekoさんと奈良市内を散策をしました。
興福寺や東大寺、(古い町家を利用した魅力的な雑貨の店が並ぶ)ならまちなど、はっきり言って「私の庭」ともいえるエリアをテクテク歩き回ってご案内したのですが・・・
猿沢池対岸から見る興福寺五重塔
興福寺の亀たち
この日は天気がよかったので、たくさんの亀たちが気持ちよさそうに甲羅干ししてました。
奈良公園の鹿たち
こうして森の中にいる子たちは、おとなしくていい子が多いです。
怖いのは、東大寺や興福寺付近にたむろってる子たち・・・![]()
東大寺で大仏も見ました。
なんといっても、この日のメインイベントは・・・
「鹿の角切り」
奈良に10年以上も住んでいながら、実はこの日が初めての角切り見学。私自身もとっても楽しみにしていて「私、角切り観にいくのよ。(行って来たのよ)」って何人に自慢(??)したことか・・・。(^▽^;)
この行事は年に1度、鹿の角の水分量が年内で最も低くなるこの時季に行われます。神の使いであるとされている鹿の角切りは、春日大社の敷地内で「神事」として行われています。が、このスタイルでの歴史は意外と浅く、昭和4年に始まったとのこと。ただし、その前は、街の至るところで行われていたそうで、歴史を紐解くと、寛文11年(1671年)、当時、鹿の管理者であった興福寺が奈良奉行立会いのもとで始めたと伝えられているそうです。
せっかく立派に育った「男のシンボル」である角を切り落としてしまうなんて、鹿には気の毒この上ない話なのですが、この角、かなり硬くて先は鋭くとがっているので、奈良の街中を鹿が闊歩する今の姿を残し、人間と鹿が共存していくためには、やむをえないことなのだそうです。
さて、どんなイベントなのかと言うと・・・。
① その年に角切りが必要と思われる鹿約50頭が事前に選ばれています。
② その中から1度に3頭ずつが会場に追い込まれます。(1日6回入れ替え×3日間)
③ 勢子とよばれるスタッフが、一列に並んで鹿の通り道を作り、鹿を一頭ずつ追い込んでいきます。
④ 長いヒモ付きの木枠を投げて鹿の角に引っ掛け、鹿に絡み付いたヒモを上手に使って鹿を捕らえます。
⑤ 勢子が力を合わせて鹿をムシロの上に寝かせ、神官が角をのこぎりで切り落とします。
うーん、よってたかっていじめてるみたいで、ちょっぴりかわいそう・・・
はい、切り落とした角です。切り落とした角はいったん神前に供えられるのだそうです。
この角、場外の売店で販売されていたのでちょっと持ってみました。すっごく重いんですよ。(><;)立派な角を切り落とされた姿は何だかあわれでしたが、こんなに重い物が頭の上からなくなったら、さぞかし、せいせい、さっぱりするだろう、内心は喜んでくれてるかも・・・( ´艸`)っとちょっと安心した私でした。










