こんにちは。
今日は絞り出しクッキーの絞り方を動画でご紹介します。
絞り出しクッキーは型抜きやアイスボックスタイプと違って、生地を作ってすぐ焼けるところが手軽でいいですね。
でも、
生地が固くて絞れない
絞り袋から口金が外れて飛んでいってしまう
綺麗な筋がでない
といったお悩みがよくあるかと思います。
まず、柔らかい生地作りが大切です。
バターを20~25℃くらいに調節すること。いわゆる室温と呼ばれる温度帯です。
泡立て器で混ぜても抵抗なくするする混ぜられるくらいです。
冬は室温が低いので電子レンジをうまく使って、溶かさないように気を付けながら温めます。
次に絞り袋は使い捨てタイプではなく、ポリエステル製の洗って何度も使うタイプを使うとよいです。
このタイプの絞り袋は先端が2重になっているのでしっかり口金を支えてくれます。
(室温が高い時期で生地も柔らかい状態なら使い捨てタイプでも絞れます)
そして、絞りです。
握力が大事です。力はしっかり出さないと口金を引きずって絞りが乱れます。
のの字を書くようにくるりと回します。
最後は力を抜いてすっと離します。
では動画で見てみましょう。
力を入れて絞るとギザギザの部分はしっかりエッジが立ちます。
さて、絞り終わったらオーブンで焼きます。
今日作った絞り出しクッキーはイギリス菓子のヴィエニーズ・ワールです。
非常に発音しにくい言葉ですが、Viennese whirls、ウィーン風渦巻きクッキーという意味です。
クッキーの配合はバターたっぷり、卵なしのショートブレッド風です。
焼きあがったクッキーにバタークリームとジャムをサンドします。
バタークリームはイギリス風なので卵は入っていないタイプです。
ジャムは自家製いちごジャムを使いました。
そして、できあがってデコレーションです。
本場では粉糖をふって仕上げるだけですが、残ったバタークリームとジャムを可愛らしく絞ってみました。
このデザインを見て、あれ?と思われた方、お菓子通ですね!
東京會舘のプティフールです。
中身のサンドは違いますが、デコレーションを真似てみました
とても上品なプティフールセットです。
一口サイズのクッキーサンドとチョコレートがかかったパイナップルケーキ、どちらも可愛らしく手が込んでいます。
内箱も取り出しやすい形状ですし、外箱もとてもセンスがよく綺麗なのでお使い物におすすめです!
ちなみにクッキーサンドは2段にはなっておらず、4個入りです。パイナップルの方は6個入り。
なかなかの高級品です。
もっと食べたい~~と思ったので、今日ヴィエニーズワールを焼いたという次第です
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