こんにちは。
12月も中旬、今日は外は冷たい風が
強く、室内も暖房がないととても
寒いですね。
でも室温が低くなってくると
おすすめなのが、パイ作りです。
昨日はフィユタージュ・シュクレ
という、お砂糖を折り込んだ
パイ生地を作りました。
粉と水、塩で作ったデトランプに
バターを包んで作る、
通常のフィユタージュの
折り込みを6回するのですが、
最後の2回を、お砂糖を
生地の間にまぶして折り込みます。
そしてそのフィユタージュ・シュクレで
作ったのが、パルミエと
パイエットです。
パルミエは源氏パイでおなじみ、
ハート型の可愛いパイです。
パルミエというのはフランス語で
“椰子”を意味します。椰子の
葉の形をイメージしているようですが
一般的な椰子の葉は細長い
形状ですよね由来は謎です。
パイエットというのは
不二家ホームパイでおなじみの形
ですね。パイエットとは
フランス語でスパンコールを
意味します。パイ生地に
まぶしたお砂糖がキラキラして
いるところからというのが定説です。
フランスでは、このパイエット2枚の
間にフランボワーズジャムを
挟んだ、パイエット・フランボワーズが
定番商品です。
お砂糖を挟んだパイ生地は
べたつき易いので、整形には
時間がかかりますが、
自家製パイ生地はとても風味が
よくて美味しいです。
焼いたその日はバターの香りが
強すぎるのですが、1日経つと
味がなじんでより美味しくなります。
寒い季節はいやだなぁと思いますが
美味しいパイ生地が折れる
絶好の時期だと前向きに考えて
過ごしたいですね