私が見てきた陳露(ルー・チェン)の演技の中で、最も天女っぽいなあ~と思っている、大好きなルルの舞い「望春風」です。今日が七夕なので、この演技を思い出しております。競技会の演技は、技術・表現ともに完璧。下記リンクのエキシビションでの滑りは、技術的なレベルを落としてはいるものの(※1)、ライトアップされて舞う姿は、競技会のよりも”天女”というにふさわしい(※2)。ってかこのビデオ、前置きが長い…(2:00以降~が天女の演技。2:30~からは、まるで水上で舞っているかのようなカメラワークです)。





七夕の織姫と彦星は、お互い想い合う設定ですが、これは片想いの歌(しかも春の歌?)。以下、翻訳されている方がいらっしゃったので、お借りして記してみました(トラックバックさせていただきましたが、不都合ありましたら、コメント欄などからご連絡ください)。なぜか、ルルの演技からは、七夕を連想してしまいました。


望春風(お勧めセレクトバージョンその1)


るぷらお様のブログ ruu plao?★ の、「無謀な試み♪ 望春風から!」より引用

孤 夜 無 伴 守 燈 下    一人ぼっちの夜、灯火の下で
清 風 對 面 吹        涼風を頬に受ける。
十 七 八 歲 未 出 嫁    17・8のまだ嫁がぬ乙女が
想 到 少 年 家        青年の事を想う。
果 然 標 緻 面 肉 白    色白で整った顔立ち
誰 人 家 子 弟        どこの家の人かしら。
想 要 問 伊 驚 歹 勢    聞きたいけれど叶わず
心 內 彈 琵 琶        心の中で琵琶が響く。(胸が高鳴る。)

想 要 郎 君 做 夫 婿    彼と一緒になりたいと
意 愛 在 心 內        心の内に恋を抱く。
等 待 何 時 君 來 採    彼は迎えに来てくれるのか
青 春 花 當 開        青春の花開く内に。
聽 見 外 面 有 人 來    誰かの気配に
開 門 來 看 覓        扉を開いて見る。
月 娘 笑 阮 是 憨 大 呆  月が微笑む、
予 風 騙 不 知        風の音に騙されたよと。


・・・・・・

ちなみに、「古い記憶のメロディ」に掲載されていた三田さんという方が訳した歌詞。
これもいいですねえ~。
「思い出の曲」のコンテンツより引用)


望春風(お勧めセレクトバージョンその2)


♪1
静かな春の  宵なのに
秘めてた恋の  悩ましさ
今宵はあの人  来るかしら
切ない胸の  このさわぎ

♪2
わたしは恋の  蕾なの
春風吹けば  咲きませう
微かな音に  出て見れば
ほゝえむ月が  憎らしい



そういえばルルは、いろんなを題材に演技していますね。今まで深く考えたことはありませんでしたが、この「望春風」が片想いの歌とすれば、「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番第2楽章」は、大切な人と、…もにょもにょ…の歌(田村明子さんの本の中で「愛する人の前で服を脱ぐ瞬間をイメージしろ」って振り付け師にいわれたとかいうので^^;;)なんじゃないかと、最近勝手に思っている。

「バタフライ・ラバーズ」は、中国のロミジュリ!!結ばれない二人の悲恋。同じく「蝶」を題材にしたマライア・キャリーの「バタフライ」は、失恋の歌。「アディオス・ノニーノ」は、なんだろう?作曲者のピアソラは、亡き父に捧げて書いたらしいけど(そもそもアディオスって、さよならって意味だからな)、ルルの演技からは男をだます悪女って雰囲気を感じる~。

となると、いろんな女性像を演じてきたのだなあ…。面白そうなので、今度、またエントリーとして書きます!


(※1)満点2つも出したのに、クワンに負けて、けっこうガックリきていたのかもしれません…。
(※2)コスチュームは上のグレーの方が天女っぽいですね。NHK杯SPの時のピンクのもよかったですし。照明の落とされた中での、グレーの天女衣装だと、GPF(当時のチャンピオンシリーズファイナル)のエキシビなんですけど、残念だなら動画にアップされないんですよね…。



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 全米で知られるようになった13歳のころから、
 25歳くらいまでの彼女の歴史を網羅した、
 大好きな tribute 。
 いいトコロを、ここまで音楽に合わせてまとめて
 網羅するのもすごいし、映像の選び方も秀逸!
 3:57~の辺りのスタンディングオベーション、
 4:48~の驚異的に美しいスパイラルは、
本当にうっとりしてしまいます。
 



どうしよう…。今、mixiの書き込みを見ていたところ、8月に韓国で開催されるショーでクワンが滑るらしい…。(→ニュースサイトリンク・・・っていうかさ、彼女、まだ引退表明してないよね??)どうしよう~~~、本当に見にいきたい。クワンが15歳の時からの大ファンの私だけれど、スケートを自由に生観戦できる年齢になった頃には既に、クワンはほとんど来日しなくなってしまった。

だから、生で演技を見たことがない。2000年の代々木のオープンフィギュアも、2001の代々木のグランプリファイナルも、私は一応関東圏(東京まで3~4時間のところ)に住んでいたのだから見にいけばよかったのに、あの頃の私にとって(大学1~2年生)、フィギュアのチケットは高額。しかも、テレビで十分と思っていたのだ。一緒に見にいく人もいなかった。今思えば、すべては言い訳。

ヤグディンを見るために初めてチケットを買った2002年の長野の世界選手権。なぜにあの時、女子フリー、あるいはエキシビションのチケットを買わなかったのか・・・クワンが日本にきてくれなくなった頃から、ずっとずっと、ずーっとずーっと後悔していた。またきっと日本にきてくれるだろうって思っていたのに、あれが最後になってしまっている…。

彼女にとって日本という国は、長野五輪で一番悔しい思いをしたところ。金メダル大本命と言われ、一見完璧な演技をしたにも関わらず、同じアメリカの若手選手にさらにいい演技をされ、銀メダルに終わった。何かの記事で、失敗して負けたソルトレイクシティ五輪銅メダルよりも、完璧に滑って負けた長野五輪銀メダルの方が悔しかったと言っていた。

4年後、ソルトレイクシティ五輪は銅メダルに泣いた(個人的に、長野もソルトレイクも、クワンの一番調子のいい時の演技からは、かけ離れていたと私は思っている)。五輪の1ヶ月後の長野世界選手権、傷心やモチベーションなどの理由から、ひょっとしたら出場しないかもしれない・・・と懸念したけれど、「来なければ失うものはないけれど、得るものも何もない」といって、彼女はやって来た(この意味では、同じく出場したスルツカヤもまた精神的にタフだなあって思った)。しかし、またもや2位に終わった…。

そいういえば、ソルトレイク五輪プレシーズンに東京代々木で行われたグランプリファイナルも、2位だった。長年にわたり、あれほど多くの大会で1位のタイトルを独占してきた彼女。日本で開催された国際大会では1度も優勝していない(オープンフィギュアなどは別ね)。彼女はクレバーなので、絶対に言わないけれども、もしかして日本にはあまりいい印象をもっていなくて、もう滑りたくないのかな・・・って思っていたんです、私。単に遠いからっていう理由かもしれないけどね。

でも!!お隣の国、韓国ならいけなくもない。言葉が分からないのが不安だし、今、体調がこんな状況だけれど、クワンの演技を見れば、なんとかなるような気もする。どうしよう、本当に見たい。生で、あの神々しいまでのオーラを感じてみたい(すいません、ちょっとテンション高めで、変な文章になっています…。神格化しずぎですね^^;;)。幸せを分けてもらえるような、スパイラル、生でみてみたい…。全盛期のような演技でなくてもいいの、ただ、彼女が滑るのが見たい。

最近、更新していなくてすみません!
すっかりツイッターの方に入りびたりです。
でも、フィギュアスケートに対する情熱は変わっておりません。