このブログの編集が混乱し、私が読んでもうまくゆきません。そこで、一応整理しておきます。

第一回 『我が人生の応援歌』 「目次」

 内容は、この藤原正彦さんの本の「目次」の紹介です。34編を紹介しました。

第二回 『我が人生の応援歌』 「かなづかい」 〔1〕

 内容は、この本で紹介された、詩5編の「かなづかい」を取り上げました。すべて、「旧かな」であり、その点で問題ありませんでした。

 この詩について書いたものをもう一度紹介します。

 1 『千曲川旅情の歌』/島崎藤村 

 9 『夜汽車』/萩原朔太郎 

 27 『汚れつちまつた悲しみに』/中原中也 

 33 『小景異情その二』/室生犀星

 34 『永訣の朝』/宮澤賢治

 

 この『我が人生の応援歌』の原本は小学館版『サライ』の「詩歌の品格」という連載ものでした。そして、

 『千曲川旅情の歌』は2016年11月号に掲載されました。以後現在まで続いている『詩歌の品格』の第一回の記録に残る作品となりました。

 どんな文章でも、思い出の強い順に書かれるとしたら、この『千曲川旅情の歌』はやはり作者藤原正彦さんにとって最も印象深い詩なのではなかろうかと勝手に思いました。

 

 そこで、後の四編の詩が『サライ』のいつに掲載されたかを探してみました。(初めの数字は、掲載された順番です)

 1 『千曲旅情の歌』(2016年11月号)

 5 『永訣の朝』(2017年3月号)

 8 『夜汽車』(2017年6月号)

 14 『小景異情』(2017年12月号) 

 15 『汚れつちまつた悲しみに』(2018年1月号)

 

 この2021年4月号に、54回『花』が掲載されていることを思うと、これら、唱歌・歌謡ではなく、純粋の詩として、強く筆者の思い出の中に深く刻まれていることがわかるような気がしたので書き留めておきます。

 

 この本(『人生の応援歌』は、筆者の思い出の作品を、季節ごとに分けて掲載しています。そこで、少し異なった視点から何か分かるかもしれないと思いこんな遊びを試みました。老人の暇つぶしです。