毎週、月曜日の午後七時、「BS 日テレ」の「こころの歌」を、老妻と楽しみに視聴しています。

 

 今日(十月二十九日)も、楽しく歌ったりし、昔日を偲びながら見ていたのですが、一カ所でびっくりしました。

 

 デューク・エイセスの名曲「女ひとり」を、フォレスタが歌ったのですが、ひっかかったのは、その一番。

 

 「女ひとり」

 作詞 永六輔   作曲 いずみたく

 

 京都 大原 三千院

 恋に疲れた女がひとり

 結城に塩瀬の素描の帯が

 池の水面にゆれていた

 京都 大原 三千院

 恋に疲れた女がひとり

 

 この四行目、「池の水面にゆれていた」を「いけのみずもにゆれていた」と歌ったのです。

 

 「えっ、『水面』は『みなも』でしょう」と私。

 「『みずも』なんて聞いたことがないよね」と老妻。

 

 こんな時は、ネットで、歌をそのまま聴くことができるのでしょうが、老人にはそれは無理で、ひたすら「歌詞検索」

 

 勿論、「みなも」は「二木絋三のうた物語」などに出てくるのですが、「女ひとり」の無料検索サイト「Uta Ten」で「みずも」とあるのを見つけました。

 

 私のブログは評判がよくないので、もう終わりにしようと思っていたのですが、まわりが書いておけと勧めるし、「日本語」のことなので若い国語教師の授業の枕にでもと書き留めておきます。「無理題に遊ぶ」一つでしょうか。