私は、天皇陛下の一級下、皇后陛下と同級生です。

 

 共に戦後を歩んだと勝手に考えていました。

 

 だから、生徒から、「『天皇の生前退位』についてどう考えるかと質問された時、「よくわからないが、天皇陛下には一生天皇陛下でいてほしい、だから『生前退位』には反対だ」と答えてきました。

 

 ところが、今朝の新聞すべて、「19年元日に新元号(毎日新聞)」と、2019年1月1日を期して、「新元号に変わる」という報道が一面トップでなされました。

 

 「なるほど、やったな、外堀から埋めようという作戦か」というのが、最初の感懐でした。

 

 本来、「新天皇の即位があって、はじめて新元号になる」はずなのに、「新元号を制定することによって、新天皇に変わる」というのは、「本末転倒」の気がしたのです。

 

 「誰か、頭のいいやつがいるのでしょうね。あるいは、「新元号」による一儲けを企んでいるやつでもいるのかな。」というのが老妻に向かって話した私の、今朝の感想。

 

 実は、昨日、今年の授業初めで、「干支(えと)」と、「元号」の話を生徒にしました。その

時、生徒から「新元号は何か?」という質問だ出ました。「バカ、そんな失礼なことを訊くな」と叱ったばかりでした。

 

 ともかく、私は、もうこの件は「ノーコメント」、諦めました。

 

 今日、散歩しながら、思わずつぶやいたことです。

 

 「戒名を作っておいたと息子言い」