机上には、昨日書いたものの他に、ソニーの「ディスクマン」が置かれています。電源とつながっていて、開くとすぐ、『広辞苑』第5版が出るようになっています。ほとんどの語は『明鏡国語辞典』を引きますが、特に人名など、『広辞苑』を使います。


 もう一つは、98ノートです。

 先日、学校の職員室で、誰か98ノートの古いのを持っていませんかと聞いてみんなに笑われました。


 もうすでに、このブログでも何度も書いたように、データソフト「桐」を入れて、蓋を開けると「入試問題ー古文」のデータがすぐ探せるようになっています。その間、数秒。


 簡単に言えば7000枚近いカードから、求める項目があっという間に選べる優れものです。


 その項目については既に書いたのですが、小項目についてはこれまで書いていませんのでここに書き加えておきます。

 1 入力しているか、いないか。 ○×

 2 出典

 3 冒頭文

 4 年度

 5 大学名

 6 含まれている問題集名

 7 設問

   ① 知識 ② 文法 ③口訳など全部で⑬に分けている

 8 難易度

 9 注目点

 10 メモ

 11 知識細目

 12 文法細目

 13 修辞細目

 14 文学史細目

 15 単語細目


 このように分けて、記録しています。

 カード形式ではこれらが一枚のカードに収まるようになっています。


 この項目形式については、いろいろ試行錯誤しました。現代文や漢文ではこのままでは通用いたしません。


 古文では、これが最善かなと今は考えています。


 何かあったとき、身の回りにある物で、まず持って逃げる物はこの98ノートだよと老妻には常々話をしています。


 以上、若い国語の教員の方、何かの参考になればと思って書きました。


 これから先の長い教員生活、これも一つの趣味、ぜひ楽しく充実した生活を送って欲しいと思っています。