起きるとすぐ着替えます。血圧が高いので、しばらく体をほぐした方がいいとお医者さんからは勧められますが、一度他の服に着替えて、また、着替えるなどはとっても出来ません。だから、起きるとすぐ、散歩の服に着替えます。


 1 下着は、上が一枚。下はパンツのみ。よほど寒い時以外はこれです。

 2 その上にトレーニング用の上下。

 3 ウィンドブレーカーは二種。薄いのと、厚いのと。本当は白いのが存在を明らかにしていいのですが、日常着ると目立つので、白と黒と併用しています。


 温度の目安は、

 室温、15度C以上は、ウィンドブレーカーは着ない。

     10度C以上は、薄手のウィンドブレーカー。

     10度C以下は、厚手のウィンドブレーカー。


 帽子をかぶります。保温と、気を引き締めるのにこれは大切なことで、忘れたことはありません。表情を隠す意味も持っています。


 靴下は本来何でもいいのですが、足先の違和感が靴との関係で出てくることがあるます。私は、数年前、特に坂道の下りでひどい痛みに襲われました。足先の神経が、丁度、石ころを踏みつけたときの痛さでした。整形外科の医者(尊敬する医者です)に訴えましたが、「足先には神経が集まっているから、そんなことはいつも起こるよ。痛ければ散歩するな。痛くなければ散歩すればいい」という説明を受けました。


 その通りですが、なんだか納得できないままに、靴下を、指で分かれているものに変えました。そうしたら、痛みが出ませんでした。


 それ以後、靴下は足の指先の分かれたものを愛用しています。


 靴は当初から何でもいいと思っていました。もう数足つぶしましたが、特に、これでなくてはならないというものはありません。つぶす目安は、底の凹凸がなくなるかどうかにしています。


 靴のよしあしは、よく宣伝されますが、私の場合は、あまり気にしません。誰かの紹介で、足裏を電子機器で計測し、それに合った敷物を使いなさいという話がありましたが、私は無視しました。底敷きは使っていません。

 今でも、あんなのはインチキではないかと思っています。

靴の宣伝は相当です。この靴を履けばすべてうまくゆくと思うように言います。しかし、それは違います。靴はほとんど関係ありません。


 私の経験では、どこかが傷んだときは、それは靴などの道具ではなく歩き方自体に問題があるのです。正しい歩き方に直すことによって、ほとんどの場合解決します。そして、休んで直すより、歩いて直すのが一番いい方法だということを実感していることを付け加えておきます。


 私の住んでいるところは、おそらく全国でももっとも温暖な地方でしょう。朝、すぐ飛び出しても、高血圧の人間に何の差し支えもありません。こうして、今まで過ごしてきました。これからはどうかわかりませんが、有難いことだと思っています。