ヒブワクチン | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

髄膜炎 (HiB)

現代では、この髄膜炎ワクチン(HiB)は生後2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、そして12ヶ月と定期的に乳児に接種されています。

病名(Hemophilis Influenzae Type B Meningitis)にはインフルエンザという言葉が含まれていますが、インフルエンザや風邪のワクチン接種とはまったく無関係のワクチンです。
しかし、この名前のせいでインフルエンザとこのHiBワクチンを取り間違えてしまう人は非常に多く、小児科医でもよくある話です。ためしにお医者 さんにクイズで出してみると、面白いかも知れません。

最初の2語、Hemophilis Influennzaeのバクテリアはもともと、インフルエンザに感染した人の体内にあると考えられていたため、このような病名が付けられたのですが、そ の後の研究で、普通の人の粘液膜にあることが発見され、それでも名前だけは変わらないで残ったのです。

Hemophilis Influenzaeとは、子供の鼻や喉の軽い感染症の数々に伴って起きるものです。(Neustadter, p161)[211] しかしごく稀に、その一種であるHemophilis Influenzae のB型ウイルスが、髄膜炎にかかった人(通常は子供)の体内に見られることがあります。実はこうした件が1960年代以降増え続けていて、多くの研究者が 子供達のワクチン接種の実施が増えたことに原因があると主張しています。では、そうした患者にどんな対処をしているかというと、なんともう1度ワクチン接 種を受けさせているのです!

Hibワクチンに関する初期的な研究は、フィンランドで行なわれました。10万件の実験の結果、HiBは18ヶ月未満の幼児には全く効果がないこ とが判明しています。(Peltola Pediatrics vol.60,1977)[248] しかしアメリカの子供達は、生後18ヶ月に至るまでにすでに3回もこのワクチンを接種しなくてはいけないのです!ちなみに生後24ヶ月未満の子供に関して は、効果は「不明」となっています。

1986年、New England Journal of Medicine誌が、HiB病の患者55件の研究を発表しました。該当する患者は、全員がHiBワクチンを接種した人です。この内、39人は髄膜炎を疾 患し、3人が死亡しています。その他6人は聴覚機能を失いました。(Granoff)[249]

1988年にはノルウェイで17万1千件の大規模な研究調査が行なわれ、その結果「ワクチンの効果は、その接種プログラムを一般市民に対して制度 化するには不適当である」とされています。(Bjune)[308]その後HiB髄膜炎の疾患者は、1988年度の300人から1991年度には200人 にまで減少しました。ワクチン接種の義務化がされなかった結果、ひとりでに減っていったのです。

Hibワクチンの初版はPRPというワクチンでしたが、その効果は思わしくなく、いつものように生身の一般市民に実験接種を行なってみたところ、 すでに1988年には病気の予防どころか、病気の原因になってしまっている件のほうが多いということが判明しています。(Osterholm)[318] つまり、通常なら自然に治ってしまうはずの軽いH.Ifluenzaeウイルスに喉や鼻が感染した子供達が、以前ワクチン接種を受けたせいで体の免疫機能 が抑制されているために、そのウイルスが神経機能のより奥の部分にまで侵入するのを防げず、こうして侵入したウイルスが髄膜(骨髄の線状部)で繁殖するの です。このPRPワクチンは、何千人もの子供達に実験的接種を行なった後、やがて廃止に至りました。

そして1990年には接合型のHiBワクチンが登場します。これは、ワクチンが蛋白性物質に結合している状態のものですが、この接合型ワクチンは 発熱や泣き出し、発作など様々な副作用をもたらしました。さらにこの接合型ワクチンでは「免疫反応があまり活性化させられず、長期間の効果は望めない」と いうことです。(Ward)[250]ワクチンを何かに接合すると、それに対する免疫反応はまるで全く違う病気のワクチンと言えるほどに異なるものになっ てしまうのです。

こうした短期性のワクチンは、ワクチン業者の売れ筋1番の定番商品ですが、人工的な免疫であるゆえに効果は一時的で、それゆえに再接種を必要と し、深刻な副作用反応を伴うものです。しかし、FDAの許可をもらうためには「この3つが必要条件になっているのか」と思うくらい、次々と認可されていま す。

HiBワクチンの副作用反応の中でも、乳児の糖尿病は様々な研究で立証されている副作用です。以下に、3つの例を挙げてみました。太字になってい る年号は、HiBワクチン接種が始まった年です。

場所       年        乳児の糖尿病(10万件単位)
フィンランド  1966-75   12
        1981      16
        1984      19
        1988      26
        1991      29
 資料: Inf Dis in Clin Pract vol 6 1997 p.449

ピッツバーグ  1975-84   6
        1985-94   13
 資料: Diabetes Care vol 21 1998 p.1278 [313]

イギリス    1992-93   14
        1994      22
資料: Big Med J 1997 p.713 [312]

ここで挙げている糖尿病患者とは、驚くことに4歳未満の赤ちゃん達です。赤ちゃんの糖尿病なんて、1960年代以前には聞いたこともない現象でし たが…。1960年代から1980年代の間には、ワクチン接種は2倍にも増えています。

HiBワクチンには又、アルミニアムや水銀といった毒性物質が含まれていました。これらの害については、前に述べたとおりです。

H.Influenzaeも他のワクチンと同様、実験モルモットとして使われるのはいつも決まって-私達の子供達です。2006年からの予防接種 表において、何の理由もなしに接種が4回から3回に減ったり、2007年に又4回に増えているのには誰も気付かなかったようですが、これも科学的な理由な どではなく、政治の都合によって変わっただけのことです