今回は、開平の筆算について、解説しようと思います。
開平の筆算とは、ある正の数の平方根を筆算で求めること(^^)!
ある正の数の平方根を求める、とは
わかりやすく言うならば、

正方形の面積から一辺の長さを求める

ということです(^^)
例えば、

面積が9m²である正方形の一辺の長さは
9=3×3 なので、一辺は3mになります。

平方根についての何やかんやは、
ひとまず置いておいて、
とにかくここでは、
正方形の面積から一辺の長さを求める
ことを目的とします(^^)!

割り算の筆算が出来る子なら、やり方さえ覚えれば、出来るようになると思います。(・ิω・ิ)

では、まずは、やり方のみを説明したいと思います!解説は次回に(・ิω・ิ)


例題
正方形の土地の面積が、83521m²であるときの、一辺の長さは?

筆算
1 まずは、小数点の位置から2桁ずつ区切ります。


2 一番左の区分にある8について、8以下で8に最も近い平方数 4=2²を見つけて、2を立てます。


3 8-4=4となり、


4 隣の区分の数をおろす。


5 左に書いた数に、同じ数をたす。つまり2+2=4を計算して


6 4×が、435 以下で435に最も近くなるの数を求め、それを立てる。




7 48×8=384 


8 435-384=51


9 隣の区分の数をおろす。


10 左の48に、直前で立てた数(1の位と同じ数)をたす。



11 56× が、5121以下で5121に最も近くなるの数を求めると、

12 569×9=5121となり、計算終了です。




どうでしょうか?
慣れるまでは、ややこしいかもしれません。
が、計算の練習や、おおよその見当をつける練習にもなるので、是非やってみてくださいね(^^)!!