5月5日

 

 朝5時半に起きてピレウス港に向かう、サントリーニ島行きのフェリーに乗り込む。エーゲ海が例えようもなく美しい。早起きしたせいで午前中はフェリー のソファでほとんど寝ていた。サントリーニ島に着くと断崖絶壁にへばりつくようにホテルが並んでいて壮観、宿に着いてすぐにバギーをレンタルして島内をドライブ、天気がイマイチだがサンセットはやはり壮観、断崖絶壁レストランでの夕陽を見ながらのディナーは少々奮発して夢を叶えた。

  

 

5月6日

 

  1日中島内をドライブ、四駆のバギーなんで悪路もなんのその、全然苦にせずどこにでも登っていく。島内の有名な観光地をグルッと 巡る。この島は韓国人、日本人はあまり見かけずアジア人といえば圧倒的に中国人である。ところでこの日に泊まる予定のホテルはいくら探して全然見つからない。仕方なく近所の人に電話をかけて 迎えに来てもらう。するとやはりホテルは目の前だった。本日オープンで看板がまだ 間に合ってないという。おいおい勘弁してよ、と思う。ネットで予約したらしっかり写真に看板は出ていたのに、後でよくみるとどうやらコンピュータグラフィックで掲載していたようである。

   いよいよ残りわずか、帰り支度整えねば。

 

5月7日

  大失敗、今日はトルコへの移動日、サントリーニ島からアテネ乗り換えでイスタンブールへ向かうはずだった。16:55発の飛行機ということで2時間半前に空港に到着した。ところがである。アナウンスがなされてストライキで遅れるという。アナウンスは18:30になることを告げた。普通、ボーディング開始タイムと出発時刻があって、この18:30というのはてっきりボーディングタイムと思ってしまったが、実は出発時刻だったのだ。おそらく30分前に搭乗手続き開始します、というようなアナウンスもなされたのだろうが、18:30という時刻だけ聴いて早合点してしまった。もちろんすべて英語とギリシャ語のアナウンスである。さらに悪いことに、国際空港と違い、国内線なので、各ゲート前に行き先別にお客が、待っている状態ではなく、行き先もバラバラの客が混じり合って待っている状態であった。18:30前後にゲートに向かうともう出発したとのこと、えーそんなバカな、チェックインもすませたのに、後の祭り。エーゲ航空はLCCなので代替便があるわけもなく、翌日のチケットを自費で買い直しに なった。超ショック、少し問いただすと「何度か放送で呼び出したけど来なかったじゃないですか」とのこと。そうか、呼び出されていたのか、でもきっとムラタケイスケを「attention please ,as soon as possible come to the gate  6 Mr.ミューラータ、カイスキ 」みたいな発音をしたのではないか、人のせいにするつもりは毛頭ないし、放送に注意を払わなかった自分が一番悪い、でもまさか異国の地で自分が呼び出されているなんて夢にも思わなかった。それにストライキでそもそも通常事態ではないのだから普通以上の注意を払うべきだった。でもアナウンスを聞いていたところで自分の名前とわかっただろうか。いろんなアナウンスが次々流れる中で注意力散漫になっていたのは間違いない。言い訳になるが周りの人がゴッソリ搭乗手続きに向かうと、それなりに気づいたんのかもしれないが、歩けないほどごった返している中で行き先もバラバラの混じり合っている客が三々五々に搭乗手続きに向かう状態で気づきにくかった。でもそもそもストライキなくて時間通りに出発してたらこんなことにならなかったと思うとやや釈然としない部分は残る。まして18:30にサントリーニを遅れて出発してもどっちみち乗り換えの本日最終便19:30発のアテネーイスタンブールの便には乗れなかったはず、ということはアテネで予想外の宿泊を強いられていたはずだし、イスタンブールで予約していた宿代はパーになる。その責任はわれわれにはないはずである。その補償はどうなっているのか。LCCだから期待できないが。せめてもの救いとしてやはりアテネーイスタンブールの便の費用は返してくれた。われわれのミスではないのだから当たり前である。でも結局25000円を再度出した割に10000円しか返って来なかった。この比率も釈然としない。なぜならわれわれのミスで乗れなかったサントリーニーアテネの方が、アテネーイスタンブールよりずっと距離は短いから。普通逆でしょう。トータル15000円の余計な出費になり。加えてイスタンブールの宿代はパー、さらにここサントリーニで再度宿泊が必要になり、またレンタルオートバイを借りで結構な予想外の出費になってしまった。ちょっとへこんだもののこういう時は 貴順の方が切り替えが早い。初めて今サントリーニに着いたことにするという、なんという積極的な 見方、済んだことを嘆いても仕方がない。この状況でベストを尽くすしかない。彼女は基本的に考え方が前向きなのでいつも助かる。

 

5月8日

  気持ちを引きずらず、また島内をオートバイで疾走する。風が心地よく海は穏やかで、色はコバルトブルー。

最後のサントリーニを満喫して、イスタンブールに飛ぶために空港へ行く。

昨日のことを引きずるつもりは なかったが、預け荷物代を全額請求され、さすがにクレーム。そもそも昨日はアテネーイスタンブールの便には100パーセント 航空会社のせいで乗れなかった。このことにわれわれの非はない。なのにすでに支払っている預け荷物代はパーになり、一度も運んでもらっていない預け荷物代を二重に払わないといけないというのか。納得がいかない旨を伝えると、了承して払い込み分を有効にしてくれた。やれやれ。