前回の記事では、乳酸菌メーカーとの運命的な出会いをお話ししました。
→前回の記事はこちら「乳酸菌メーカーとの運命的な出会い」
高千穂に帰ってから、私たちはすぐに試作を開始。すると…これまで使っていた乳酸菌よりも、圧倒的に良い出来になったんです！
あとは、商品のラベルやリーフレットを新しいものに作り替えて、順調に販売準備を進めました。
さらに、乳酸菌を加えたことで思わぬ副産物も発生！それは…賞味期限が伸びたことでした。乳酸菌を入れるとpH（酸性度）が低くなるので、飲料として雑菌が繁殖しにくくなったんです。そのおかげで、製造時の加熱殺菌の工程が少し緩くなり、結果的に賞味期限を延ばすことができました。
実は、飲料の賞味期限を延ばすのって結構難しいんですよね。通常は、製造時にかなり高い温度で殺菌しないといけないので、これには本当に驚きました。
こうして、いくつものラッキーが重なり、ついに現在の「ちほまろ」が完成したんです！
商品が完成すると、前回のリベンジを果たすべく、ナチュ村さんでまたまた試飲販売を行いました。今度は、玄米甘酒＋植物由来の乳酸菌ということで、たくさんのお客さんに喜んでいただくことができました！
このとき私は、「もしかして、この仕事って天職なのかも…」とふと思ったのを今でも覚えています。
次回は、完成した「ちほまろ」をどのように広げていったかについてお話しします！どうぞお楽しみに。
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