◆シルクスクリーン(版画)◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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今日はどんな作品をブログネタにしてやろうかと、写真を見ていたらこんな作品が出てきた。

 

 

浮かんだアイデアを、作品にしないと気が済まぬ性格。どうやったら浮かんだイメージを作品に仕上げられるか、試行錯誤をする過程が、アーティストは楽しいのである。

 

10年20年と売り絵と呼ばれる似たような作品を創り続ける、自称アーティストには、この楽しさは分からねえだろうな!!

 

歌を歌うのはアーティストじゃなくて、ボーカリスト。ここんところを良く覚えておきな!!

 

 

 

御覧の作品は、シルクスクリーンと言う技法でこさえた作品。大昔はニス原紙とよぶシルクのもとになるものを、作家やデザイナー・印刷業者が手で作っていた。

 

それが後年、写真を元にした版下、写真製版てぇ技法で​​​作れるようになると、作品の仕上がりや、工程が激変した。この作品も写真製版で版下を作り、それを刷った物。

 

ある時泡や、煙をシルクスクリーンで作品にしたら面白かんべと、版下になる写真を撮り始めた。泡が大きく出るようにするには、それをながもちさせるにはと最初は泡作りから。

 

安定した泡が出来る様になると、それをどうやって写真に撮るか試行錯誤。

 

 

 

水槽に泡を作り、その水槽の周りを黒い布で囲い、写真を撮るがその時のフィルムはリバーサル。これ以上説明をすると長くなるので、制作過程は此処迄・・・・。

 

出来上がった作品は画廊に持って行くでも無く、ただ創りたかっただけ。

 

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