◆小千谷縮の着物と長襦袢で◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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浅草浅草寺のほうずき市へ行った時の着物は、小千谷縮の着物と長襦袢で・・・・。

 

 

 

長襦袢も小千谷縮だとシボに空気が入り、汗ばんだ肌につきにくい。てんで、盛夏物の着物を着る時は、長襦袢も小千谷縮にする。

 

それでも夏に着物を着るとスゲー暑い、肌襦袢・長襦袢に着物を重ねるので仕方がない。この着物姿で歩いている時、「涼しそうですね!」と声を掛けられたことが何度もある。

 

よく覚えているのが、八月の人形町。浜町の手拭屋高虎に向かう時、向こうからやって来た見知らぬ姐さんに声を掛けられた。

 

その言葉が「涼しそうですね!」そこでアタシは「涼しかねぇよ!」と答え、すれ違ったのが人形町甘酒横丁の、タイ焼き屋の前あたり・・・。

 

 

 

 

着物姿にハンドタオルは似合わない、てんで、汗を拭く手拭は二枚持って行く。どちらも浜町・高虎の手拭・・・・。

 

 

お盆直前にやっと手に入れた供物に我が家に生ったゴーヤを足して、小篭に組み替えて盛った。

 

 

つぶれたほうずきを​​​​​​​、ほうずき市で買ったほうずきに取り換え、小篭の柄に我が家の自然薯の葉をあしらった。

 

 

昨日工房から戻ると仏壇を掃除し、線香立ての灰も篩にかけて綺麗にした。仏壇前に二月堂を置きお盆の設えの準備。

 

左の青磁の花器にはミソハギを活け、その隣は水を入れる染付の杯洗。真ん中の四方鉢に蓮の葉を置き、その上に賽の目に切った茄子を盛り、その隣色絵長豆図の鉢には桃を置く。

 

下に敷いた真菰は売り切れる前に早々と花屋で買い、今日お盆用の生花の花材、ヒメガマ・蓮の花・リンドウ・小菊などを買ってきた。

 

年に一度​​​​​​​この時期になると、真菰の良い香りを嗅ぐことが出来る。墓参りに着ていく着物は出してある、空模様を見ながら墓参りに行く日を決めるつもり・・・。

 

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